人は法に限らず完全無欠のものを作ることもできない
たとえ法が完全無欠であったとしてもその運用を
誤りなく行うことも出来ない
個々の生命の重さなどと馬鹿をいう者が居るが
大切なのは個々の生命ではなく、社会が安定に存続し続けること
誤りの原因は修正すれば良いだけ、誤りの結果を元に戻すことは
出来ない以上仕方のないこととして諦めるしかない
ただし、誤りが明らかになったら誤りを訂正する必要はある
なぜなら、誤りの結果により影響を受けた関係生存者に対する
補償が必要だからだ
勘違いしないで欲しいのは、この補償は個々の権利などのために
行うのではなく、あくまでも安定な社会の維持のためということだ

誤りにより、凶悪な犯罪者が野放しにされる方が余程恐ろしいとは
考えたことは無いのだろうか
再犯の餌食となった何の罪科も無い人には人権とかいうものは
存在しないのだろうか、一体誰がその責任を取るのだろう
野放しの結果により被害を受けた者に対する補償が行われて
いるのだろうか?

癌を除去するためには、健全な組織の一部をも除去しなければ
ならないことはどう考えるだろうか

神でさえ不完全であり誤りを犯しその結果を元に戻すことは
できないのだよ、不完全な神の手で作られた更に不完全度の高い
人の行為に完全を求めることに何の矛盾も感じないのだろうかね

付ける薬が無い以上仕方のないことではあるのだろう
諦めるしかないよな