裁判員に「心のケア」 24時間の電話相談
2008.5.12 08:24

 来年5月の裁判員制度導入に向け、最高裁は、殺人事件などの審理で精神的ショック
を受けた裁判員を対象に、24時間態勢の無料電話相談窓口や心理カウンセラーによる
面談を受けられる「心のケア・プログラム」を設ける方針を決めた。
 審理の中で、遺体の解剖写真や凶器、残酷な犯行場面の再現などを見たり、被害者や
遺族の話を聞いたりして、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になる可能性が指摘さ
れている。
 裁判員制度に対する最近の意識調査でも、参加に消極的な人の多くが理由として「心
理的な不安」を挙げており、最高裁は不安を解消してもらうため、陪審制のある米国の
複数の州でも採用されている類似の制度を参考に、プログラムを考案した。電話相談は
民間の専門業者に委託する。
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080512/trl0805120824000-n1.htm

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裁判員制度が苦役であることを認めたようなものだな。