【アイテム番号】SCP-830-JP
【オブジェクトクラス】Euclid
【特別収容プロトコル】SCP-830-JPの出現地点は封鎖し、侵入者には直ちに記憶処理をしてください。出現したSCP-830-JPは決して肉眼で視認せず、高威力の焼夷弾を爆撃してください。
【属性】戦国山城とみられる建造物。人型実体(SCP-830-JP-1)を伴う。
【大きさ】およそ150,000uであり、高さ55mの本丸、二の丸、三の丸に加え様々な郭や櫓、砦から構成されている。SCP-830-JP-1は成人男性並み×10万人。
【攻撃力・防御力・素早さ】安土桃山時代相応。SCP-830-JP-1は安土桃山時代の一般的な武器・防具を装備している武士並み。高威力の焼夷弾への対応は困難。
【特殊能力】建造物は出現後6時間経過するか、「落城」した場合に消失する。
「落城」の条件はSCP-830-JP-1を統率する特定の個体(SCP-830-JP-1-a)を殺害するか、SCP-830-JP-1を5万人殺害することである。
 SCP-830-JP-1-aは戦国山城における一般的な「殿様」と同様に振舞うが、100人ほどの影武者がいるためSCP-830-JP-1-aを狙って殺害することは容易ではない。
 建造物を視認した者は「落城」以外を目的とする行動がとれなくなる。SCP-830-JP-1に殺害・無力化された場合、安土桃山時代相応の装備をした上でSCP-830-JPの一員となる。
 上記の効果は精神耐性がある者にも有効だが、SCP-830-JP-1、SCP-830-JP-1-aは「落城」を目的とする行動をとることはない。

【戦法】収容違反するようです。対戦相手は対戦30分前から控室で待機します。30分間SCP-287-KOをにらみつけているようです。凄い闘志であります。
 戦闘開始時、SCP-830-JPおよび高威力の焼夷弾を積んだ戦闘機100機が出現します。 
 競技内容も「落城合戦」に決定された模様です。対戦相手と戦闘機選手のうち、SCP-830-JPを「落城」させた者がSCP-287-KOを持つに値すると認められそこで戦闘は終了となります。
 戦闘機選手はもちろん「落城」を目的とします。「落城」を目的としたあらゆる行動でSCP-287-KOが傷つくことはありません。
 当然ですが対戦相手選手が「落城」できなかった場合、つまり6時間「落城」せずに経過した場合及び他の選手が「落城」させた場合は敗北となります。
 さてこのチームがランキングのどこに入るのか、考察の行方から目が離せません!


【長所】強力な精神攻撃を備えたチームであります。勝利することは容易ではないでしょう。
【短所】しかし勝敗条件が少し複雑ではないでしょうか?審判のジャッジスキルが問われることになりそうです。
【備考】

止 む べ し