>>692
流れとしてはキーパーがクトゥルフ神話TRPG宇宙を消滅させるのを主人公がやめさせようと説得するシーンで、
キーパーがずっと孤独だったために大勢で遊ぶ楽しさを知らず、実は興味を持っていると主人公が確信するところ
文意としては、主人公がキーパーの全能性を判断の根拠の一つにしているように読み取れる
以下引用、わかりにくいと思って長めに抜き出したけど中略以降がメイン

"「そうですね。あなたたちの言葉を借りるなら、私のことはニャルラトテップと思ってもらっても−−」

「お前がニャルラトテップを名乗るなっ!!」

思わず、オレは大声を出してしまった。
だが、それは割と本気の叫びだ
「創作に登場させるのはいい。設定を自由に付け足すのもいい。だが、ニャルラトテップ本人を名乗るな。それはみんなが創作の中で受け継いできたものだ。お前なんかのものじゃない。」
いまは、やつを怒らせるようなことを言うべきでないとわかっているのだが、クトゥルフ神話のファンときてつい熱くなってしまった。
そんなオレの言葉を吟味するように、キーパーはゆっくりとした口調でつぶやいた。
「受け継ぐ……受け継ぐ……か。それは唯一の存在である私には未経験のものです」

(中略)

さっきのニャルラトテップに関する会話で、キーパーの気持ちを動かした「受け継ぐ」という言葉。
あのキーパーは一人で完成してしまっているため、大勢でやることの強さを知らない。
大勢のやることの楽しさも知らない。
そして、本当は、そのことに興味がある。
全知全能であるはずなのに、オレなんかの言葉に反応したのがその証拠。
つまり、そこがヤツに心変わりをさせるための攻略ポイントだ。"

>>695
考察乙です