>>115
「足掻くことを放棄」とか「逃げ切れる可能なら」というのは、違う気がするな。
物語の展開的に…というメタな話は置いといて、物量的に絶対に逃げられない場面だったと思う。
車で走っててギリギリ避けれるスピードのセルリアンののしかかりを徒歩で回避は無理。
無理だと判断した上で、最後にサーバルちゃんの方を向くのは、かなり強いメンタルというか覚悟があったからだと思う。
サーバルちゃんは最後まで諦めなかったのは、あの場面なら全員が助かる可能性があったのだから当然の事。セルリアンの攻撃をかわせなかったのは、タイミングが悪かっただけ。

サーバルの+思考が、かばんより優れていることに異論は無いが、それだけでPの評価を決めるのは良くない。
かばんもサーバルも、お互いを大事に思う気持ちは同じくらいだろうから、自分より相手を助ける気持ちは同じだろう。

ただ特筆すべきは、あの状況でかばんは「サーバルを助ける」為の作戦を瞬時に計画しつつ、「セルリアンを倒す」計画もボスに託していたこと。自分の目的と皆の目的を混同しないで両立できるメンタルの高さがある。

それと比べると、12話冒頭のヒグマに対するサーバルの態度には動揺の色が強く、冷静な判断が出来ているようには見えない。

この事から、総合すると同じくらいの目的意識や正義感ということになるかな、と。

サーバルは発想がちょっとかばん中心過ぎるんだよ。