戦闘力と破壊規模について考えてみた。
※破壊規模=範囲であって、威力はまた別と考える。

ドラゴンボール世界とリアルワールドがほぼ同じ大きさと考えて、
月を破壊するのにどれくらいの戦闘力が必要かと考えると、マジュニアの気功波や亀仙人のかめはめ波マックスパワーから300と仮定する。
※かめはめ波マックスパワーは肉体変化して撃っているので、それなりにパワーが増しているということにする。
地球は月の50倍の体積があるので、これを破壊する戦闘力は15,000。ベジータなら壊せるので原作展開にもマッチ。
ここからが問題だが、はたしてドラゴンボールキャラで太陽を破壊できるのか。
太陽の体積は地球の130万倍。
戦闘力と破壊規模が比例すると考えると、太陽破壊に必要な戦闘力は195億になる。
よほどインフレさせないと届かない数値である。
ではセルの自慢した、太陽系を丸ごと吹き飛ばすかめはめ波だが、これがどれくらいのパワーが必要かというと、
冥王星の除外された現在の太陽系で、海王星軌道までをその範囲と絞った場合でも、
その体積は地球の2兆6千億倍。
戦闘力にすると507杼(50,700,000,000,000,000,000,000)必要になる。
これほどの数値は発狂したインフレサイトでも出てこないのではないだろうか。
連載当時の冥王星軌道までを太陽系としたり、オールトの海まで含めるともっと桁は跳ね上がる。
つまりセルのはハッタリだったということになる。
ついでにブロリーの銀河破壊だが、これも不可能というのはもうわかると思う。
天の川銀河(直径10万光年)を丸ごと飲み込むと、その体積は地球の1穣3千7百杼倍。
必要な戦闘力は6956載(69,560,400,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000)。
こんなに強いブロリーは存在しない。スピードも大したことなく、瞬間移動もできないので、ブロリーも銀河破壊とかは無理。

何が言いたいかというと、宇宙舐めるなってことだ。