安藤政信さんと薄汚いアパートで同棲したい。働かずに酒飲んだりパチンコやりにふらふらと自転車で出掛ける安藤さんを造花の内職と皿洗いで支えるの。いつかきっと真面目に働いてくれるって。
今日もあの人は帰って来ない。
慰めてくれるのは帰る場所のない気ままな汚い野良猫だけ。
さあ、一人で煎餅布団で涙を流しながら眠りにつこう。