「うへへへへっへええええ、いやあああっはっはっはっはっはあああ!!!!」

「次のエモノはあいつね。」

「んっぎいひひいいいいひひひひ!!!あああきゃかかかかかk!!!」
男は鉄パイプを振りかざして女に殴り掛かる。
女は軽く身を翻し、その男の横に身を着け、脇腹に肘を打ち込む。
「ゴスゥッ!!」
「んぎいいぃっっ!!??」
男は鉄パイプを取り落とし、体を丸め悶えている。
「さぁ、はじめよっか?」
五人の女はうずくまる男を囲みハイヒールでゴスゴスと蹴り込み始めている。
男は女の一撃で呼吸困難に陥り、涎を垂れ流しながらひいひいと呻いて、体に突き刺さる女の踵に戦いている。
「じゃあユキ、まずは腕、いっちゃおうか。」ユキと呼ばれた女はりょうかーい、と軽く返事をし、男の体に腰を下ろした。
パンツスーツ姿のユキは本能的に頭を庇う男に馬乗りになり、しばらく考え巡らせると、「おじさーん?気持ち悪い顔だね。もっとよく見せてみてよ」と挑発する。
ユキはニヤッと小悪魔的な笑みを浮かべている。男は回転の悪すぎる頭をなんとかゴリゴリと動かして状況を理解した。
そして「うがあああっっ!!」と馬乗りになる女に下から殴り掛かる。ユキは目を細めて憐れむような笑顔を見せて、「ばーか」と小さく罵った。
ユキはその腕をガシッと胸に捕らえ込み、両足で素早く男の腕に巻き付けるように挟み込み、
ふくらはぎか膝の裏あたりで男の頭をガッチリと押さえ付け、グイッと体を横へ逃がし十字固めを極めた。
『ミシィッ!!!』
ユキは腰をグイィッと押し上げ、男の肘を砕かんと締め上げた。『ぎりっ、ギリギリっ!!ギシギシギシっっメキィっ!!!』
「うぎゃあああああああ、、あ、、あ、、あがあああ!???」