†マリア様がみてる soeur.219† [無断転載禁止]©2ch.net
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――「マリア様がみてる」4thシーズンTV放映終了！BD-BOX発売中！！――
ここは今野緒雪先生原作の「マリア様がみてる」・「〜春〜(2期)」・「3rdシーズンOVA」
及び、「4thシーズン」について語り合うスレです。
===========重要===========
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●関連サイト
アニメ公式サイト：http://103.9.92.246/marimite/index2.htm
テレビ東京公式サイト(第1期)：http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/mariasama/
テレビ東京公式サイト(第2期)：http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/mariasama_haru/
過去ログ：http://kisekiwo.com/an_maria/
●前スレ
†マリア様がみてる soeur.218†
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1486378244/
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VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured ■キャスト
福沢祐巳 （植田佳奈） 二年、主人公、ツインテール、小狸顔、紅薔薇のつぼみ
小笠原祥子 （伊藤美紀） 三年、黒髪ロング、男嫌いのヒステリー、紅薔薇さま
水野蓉子 （篠原恵美） 大学一年、山百合会を仕切ってた方、世話焼き、前紅薔薇さま
二条乃梨子 （清水香里） 一年、市松人形、仏像マニア、白薔薇のつぼみ
藤堂志摩子 （能登麻美子）.. 二年、フランス人形、信心深い、寺の娘で悩む、白薔薇さま
佐藤聖 （豊口めぐみ）... 大学一年、セクハラ魔王、ガチレズ、前白薔薇さま
島津由乃 （池澤春菜） 二年、三つ編み、令の従妹妹、剣道部入部、下克上、黄薔薇のつぼみ
支倉令 （伊藤静） 三年、宝塚男役、剣道部、少女趣味、黄薔薇さま
鳥居江利子 （生天目仁美）.. 大学一年、ヘアバンド、でこちん、凸、前黄薔薇さま
松平瞳子 （釘宮理恵） 一年、ドリル、ツンデレ、演劇部、柏木の従妹
細川可南子 （小清水亜美）.. 一年、ハリガネ、背後霊、179cmで長い髪、祐巳を慕う
有馬菜々 （生天目仁美） .. 中学三年、剣道部、由乃のスール候補、外見はプチ江利子
武嶋蔦子 （佐藤利奈） 二年、祐巳の友人、写真部、カメラ眼鏡
内藤笙子 （井上麻里奈） .. 一年、写真に写るの苦手。中等部３年の時にバレンタインイベントに紛れ込む
山口真美 （斎藤千和） 二年、七三、髪留め、三奈子の妹
田沼ちさと. （高橋美佳子）.. 二年、令ファン、剣道部、由乃の相談相手
柏木優 （檜山修之） 大学一年、祥子の従兄で婚約者、前生徒会長、ホモ疑惑解消？
福沢祐麒 （市来光弘） 二年、花寺学院高校、現生徒会長、祐巳の年子の弟 次スレ立てる>>980は
スレ立ての時に>>1の1行目目に
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↑の文字列を「縦に２行」追加してください
※１行目は埋め込まれて表示されなくなるため 瞳子「あなたのそういうところ、大っ嫌いです！」ﾁｭｲｲｲｲｲｲｲﾝ 志摩子「祐巳さん、念のため。念のためですから」
祐巳「志摩子さん目が怖いよ！」 各キャラクター
オナニー頻度
福沢祐巳・・・2〜3日おき。弟にバレないように、細心の注意を払っている。オカズは祥子。
藤堂志摩子・・・一日おき。かなりのオナニー好き。特にクリへの刺激が好き。あらゆるテクニックを駆使する。
島津由乃・・・身体が弱かった為に以前は殆どしたことがなかった。手術後はレディコミで毎日。令にはバレている。
小笠原祥子・・三日に一回。自室のシャワーの刺激を利用。イクまでの時間が、この中で最短。
支倉令・・・概ね週一回。しかし、一回始めると一晩中やってしまう。（オカズはＢＬのラノベ。
二条乃梨子 ・・・毎日（人差し指と中指の爪が丹念に切り揃えられている。オカズは志摩子を犯す場面を脳内再生。
松平瞳子・・・思い出した頃に（必死に触っているが、なかなかいけない。自分が不感症なのではと密かに悩んでいる。
佐藤聖・・・2週回に一回程度（バリタチなので、あまりオナニーには興味なし。
鳥居江利子・・・週2程度（兄弟の監視が厳しいので、風呂場で手短に。
水野蓉子・・・毎日（かなりねちっこい触り方で、長時間。
細川可南子・・・週4〜5回（指一本を第一関節まで入れて、動かすのが好き。義母にはバレている。
有馬菜々・・・毎日（最近覚えて夢中になっている。授業中に衝動にかられるほど。
武嶋蔦子・・・不定期（パンチラが撮れた時に、それを利用して。
内藤笙子・・・週4〜5回（本当は毎日やりたいのだが、隣の部屋の姉が気になってなかなかできない。
山口真美 ・・・週1回（一時期擦り切れるまで擦ってしまい、最近ご無沙汰。
田沼ちさと・・・一日おき（最近左手の指を利用して擦っている。不器用な感じが新鮮らしい。
久保栞・・・2〜3日おき。宗教的な観点からいけないこととは思いつつも、つい指が動いてしまう。寮なので、声を押し殺すテクニックを持っている。
福沢祐麒・・・毎日（姉にバレているが、姉は気付かないフリをしている 気になる事が有るんだが 志摩子の進路について
分ること何かあったかな？
乃梨子も知りたくてたまらないと思う 俺が前にSSで書いた様に、親父さんが大学行かせると思うけどな
シスターになるならないはともかく、見聞を広める意味でも、
勉学等の知識を得る意味でも大学に行っておいて損はない
リリアン在学中に聖や乃梨子と出会った事で
何がなんでもシスターにという気持ちは薄れて来てるんじゃないかとも思える
案外、本当に大卒OL後見合い結婚とか、普通の女の子としての生き方をしそうでもある
養女だから家に頼るのが申し訳ないとか、家を継がねばという義務感も
瞳子を知った事で、自分も自由に生きていいのではと気持ちが楽になってると思いたい
まあ俺の本音は聖と結ばれて欲しいけど100％無理だしな
作者の意向を勝手な推察くらいはいいだろう >>15
俺今から夜勤だし明日帰宅したらコピペするわ
気が向いたら読んでくれたら嬉しい
SS沢山書いたけど概ね好評だったし自分でもよく書けてると思ってる
そんじゃあな ノシ >>14
即レスありがとう そうだね その意見に賛成
乃梨子の存在は大きいと思う >>16
気持ちはありがたいが興味ないので貼らなくていいよ きっと志摩子は祐巳や由乃とともにリリアン女子大に進む決意をしただろう
志摩子はやっと見つけた仲間とまだ一緒にいたいだろうから。
祥子がリリアン女子大に進学したのと同じような理由で。
ただ志摩子はまだ気が付いてなかった。
自分がリリアン女子大に進学したいと思った理由が、本当に祥子と一緒だったとは。
祐巳のそばにいるためにリリアン女子大へ進学したいと思っているということを。 >>16
不評だし内容もクソなのでもう二度と貼らないでね >>18>>20
よし、じゃあ全話貼るわｗ
前スレで初めてこのスレに来た人がSS探してたしな
まあ俺のSSは読んでくれないかもしれんが
過去スレで俺のSSを読んでない新規住人がいつか読んでくれる事を期待して貼ってやる
乃梨志摩編を一編だけ貼るつもりだったが全話貼るわｗ
ざまみろ SSを探しててもオマエのゴミじゃない
もう来ないでね 小ネタレベルの妄想とかなら楽しめるけど、SSには純粋に興味がないだけで
>>14も妙な自己顕示欲さえなけりゃ考察というか妄想というか普通に「なるほどなぁ」で済んだのに けちけちすんなよ
お前ら読みたくなかったら読まなきゃいい
NGしといてくれや
前スレの俺じゃないガラケーさんのSS続きが来る迄の繋ぎになるだろ 乃梨子はしっかりしてるからリリ女子大には進学しないだろうな 改稿したぞ 初出スレ215.2016.1/18 1/7
「志摩子！」
愛しい人の声を背に、わたしは駆け出して居た
胸が早鐘の様に脈打ち、自分が見た光景を信じられないまま、わたしは全力で駆け続けた
とにかく一刻も早く遠ざかりたかった
狂おしいほど会いたかった、愛しいあの方のもとから…
「あ…っ」
何かにつまづき、転びかけたわたしは、芝生の上に膝まづいてしまった
膝を少し擦りむき、胸の奥の微かな痛みと共に
膝小僧の傷はわたしを暗い気持ちにさせた
どうして呼ばれもしないのに、のこのことキャンパスまで来てしまったのだろう
わたしは決して涙を流すまいと、空を仰ぎ唇を噛み締めた 2/7
よく晴れた朝だった
わたしは何となく、ただ何となくお姉さまに会いたくなって
約束もないのにお姉さまの大学を訪ねて来てしまったのだ
わたし達の通う高校のすぐ隣にあるのだもの
会いたくならない方がどうかしてる…
「痛い…」
自分の情けなさ、間の悪さが悔しくて悲しくて。これは学校をサボったことの、罰なのかもしれない
こんなことなら、きちんと登校すればよかった
祐巳さんや由乃さんが心配しているだろうと思うと、
急に居ても立っても居られなくなる
今すぐ登校しよう…
わたしはそれでも立ち上がることが出来ず膝まづいたまま固まって居た 祐巳志摩推しをよく見るな
アニメではあまりそんな感じはなかったけど原作だとそうであれって感じの絡みがあったのかな 3/7
「志摩子、大丈夫？」
ふいに背後から涼やかな声がして、わたしの胸は甘くときめいた
「結構脚早いな、驚いたよ」
軽く息を切らしながら、流れる汗を拭おうともせずお姉さまは微笑んだ
わたしの、愛しい人
わたしの最愛の…お姉さま
「ちょっとじっとしてな」
お姉さまはわたしの傍に膝まづくと、わたしの脚に口づけをした
驚いて声も出ないわたしをよそに、お姉さまは膝の砂や血を丁寧に舐めると、
ぺっと吐き出し、おもむろにジーンズのポケットからハンカチを出して
わたしの膝にそっと巻いた
綺麗なハンカチだった… 4/7
「お姉さま…こんなときに妹を優先するものではありませんわ。
蓉子さまがどんなにお寂しい思いをされてらっしゃるか…
早く戻ってさしあげて下さい、わたしはもう大丈夫です」
本当はまだ、わたしの傍に居て欲しい
何処へも行かないで
だけれどわたしはお姉さまの『妹』なのだから
その誇りがわたしを奮い立たせて居た
「いや、あのね」
お姉さまはいたずらっこの様に笑いを堪えながらわたしを見つめると、優しく言葉を紡いだ
「その蓉子さまがご立腹なんだ。誤解を解くまで帰って来るなって」
わたしは先程見た光景を思い返して居た
広い敷地内、大きな木陰で、お姉さまと蓉子さまが抱き合って
口づけを交わして居たのは白昼夢だったのかしら…？ 5/7
「あんなところを見られちゃ、勘違いされても仕方ないんだけど…」
お姉さまは静かに言葉を続ける
「私と蓉子は、客演って形で映研自主制作映画を撮ってたんだよ。
完成したら、試写会に志摩子を招いて一緒に観るつもりだったんだ
どんな映画かは内緒にしといてさ、隣の席で一緒に観てる私が、
銀幕の中に現れたらちょっと面白いでしょう？」
わたしは自分がとんでもない思い違いをして居たことに気付き、
顔が赤らんで行くのを感じて言葉に詰まってしまった
恥ずかしくて消えてしまいたいと思うと同時に安堵するわたしが居た
よかった…
お姉さまと蓉子さまは、お付き合いしている訳じゃなかったんだ 6/7
「立てる？」
お姉さまはわたしの手を優しく取ると、立ち上がりながら言った
「角度的に見えなかったんだろうけど、撮影クルーも近くに居たんだよ
内緒にしてたせいで、怪我をさせちゃってごめん」
わたしは立ち上がり、彼女と繋いだ手にそっともう片方の手を重ねて笑顔で答えた
「目論見通りに驚かされましたわ。お姉さまにはかないません」
彼女はわたしの言葉にほっとした様子で、眩しい笑顔をわたしに向けた
「じゃあ、蓉子の所に行こう。今日は午後から登校すればいいよ
久々に三人でお茶でもしよう」
お姉さまはわたしの手をしっかり握ると歩きだした 7/7
「お、お姉さま。人が見ていますわ…」
手を繋いで歩くわたし達を、生徒や教職員らしき人たちが遠巻きに見て居る
「見せつけてるの。たまにはいいじゃない？
可愛い妹が訪ねて来てくれたんだから、
有頂天なお姉ちゃんなのよ、私」
わたしは嬉しくなって、お姉さまの手を、力をこめて握り返し
この道がいつまでも続けばいいと、願いつつ歩いた
わたしの、愛しい人
大好きな、お姉さま…
この数日後、もっと驚く展開が待ち受けて居るのだけれど
それはまた、別のお話…
〜おしまい〜 原作でもさ祐志の絡みは少ないかな
志摩子の出番がまず少ないってのもあるけど
しいてあげれば
薔薇選挙で立候補を迷う祐巳を、志摩子が強引に引っ張っていって立候補させた
ってところが
もしかして志摩子って祐巳を？ な場面かな >>37
なるほどさんくす
志摩子が祐巳を引っ張っていって立候補させるくだりはアニメにはたしかなかったよな
やっぱ原作読みたいな
古本で一気に揃えようと思ってたけどお布施の意味も込めて新品を少しずつ買い揃えていくか… どこかで祐巳が志摩子と久しぶりにイチャイチャしてという文面があったな〜と探してたが、仮面のアクトレスだ
祐巳が志摩子と一緒に薔薇様になろうって腕を絡めて、話しながら廊下を歩いてるシーン 志摩子「足枷なの」
祐巳「どこへも行かないで」
山村先生「美しい友情（ﾊｧﾊｧ）」
同級生「・・・（ﾓｼﾞﾓｼﾞ）」
というシーンがあった まず祐巳が誰と絡んでも違和感無いキャラなんだよなぁ
そこに、要請された訳でもないのに、「志摩子さんから」何かをするってのが姉妹含めてほぼないのに、祐巳を強引に連れてく話があったりしたもんだから、妄想広がリングになるわけですよ 祐巳が１年の時は、志摩子×祐巳の同人やネットのＳＳが多かった。
祐巳が２年になってからは、由乃×祐巳の同人やネットのＳＳが増えた。
そんな風に感じてた。 祐巳が祥子の別荘に行ったときも
志摩子は祐巳から送られてきた葉書を見て
「来て欲しいってサインかもしれない」と別荘に駆けつけたんだよね 改稿した 初出スレ215 2016.1.20.その1/8
「志摩子、お友達の島津さんから電話だよ」
父の言葉に、玄関で靴を履こうとして居たわたしは、
思わず乃梨子と顔を見合わせた
小雨の降る肌寒い日曜の昼下がり
デパートで、有名寺院の秘宝展が開かれるというので、
今日のお出かけは、乃梨子がとても楽しみにして居たのだ
わたしは乃梨子と共に、靴を脱ぐと、静かに家の中へと戻って行った
「突然呼び出してごめんね？どうしても志摩子さんに見せたいものがあって」
わたし達は、落ち着いた雰囲気のカフェに集まって居た
「あの、私が居てもいいんですか？」
乃梨子が由乃さんに尋ねると、彼女はにっこり笑っておかしげに答えた
「もちろんいいのよ」 2/8
「みんなで見た方が楽しいわ。本当は祐巳さんにも電話を架けたのよ
朝から瞳子ちゃんとデートだってさ。残念」
そう言いながら、由乃さんは膝の上に抱えて居たバッグの中から一冊の雑誌を取り出した
「たぶん志摩子さんも聖さまから何も聞いてないよね？
わたしも令ちゃんから何も聞いてなくて。
支倉のおばさまが、明日発売の、この本を下さったの」
テーブルの上に置かれたその雑誌は、若い女性に人気のあるファッション雑誌だった
華美に着飾ることを好まないわたしや乃梨子でも、
書店で見かけて数ページほど中身をみたことくらいはある
由乃さんの口から思いがけずお姉さまの名前が飛び出したことにどきりとしつつ、
令さまと、お姉さまと、このファッション雑誌がどう結び付くのか
わたしも乃梨子もまだよくわからないで居た 3/8
「私たちもデートに出かける所だったんですけどね」
乃梨子は小さな声で呟くと、わたしの腕に自分の腕を絡めた
「乃梨子。令さまは、他県の大学で寮生活をなさってて、
由乃さんは会いたくてもすぐに会える距離ではないのよ？
わたしの大切な親友に、そんな失礼な物言いはしないで？」
わたしが静かにたしなめると、乃梨子はうつむいて黙りこんでしまった
「いいのよ、志摩子さん。乃梨子ちゃん、デートの邪魔をしてごめんね
機嫌を直してこれを見てよ」
言いながら由乃さんは、ファッション雑誌のページをめくり、
カラーグラビアのページを開いてみせた
「あ…」
思わずわたしの口から声がこぼれると、乃梨子は顔を上げてわたしを見つめ、
「ごめんなさい、由乃…」
謝りかけた乃梨子の言葉が途切れてしまった 4/8
「ええええっ！？なにこれ〜っ！？」
乃梨子はかなり驚いた様子でファッション雑誌を掴むと、グラビアページを凝視した
「乃梨子、声が大きいわ」
「私の事は呼び捨てかい」
わたしや由乃さんの言葉も耳に入らないといった感じで、
乃梨子は夢中で見いって居た
メンズファッションに身を包んだ令さまと
同じくメンズファッションに身を包んだお姉さまの記事に…
「令ちゃんが、聖さまに誘われてバイトしたって言ってたんだけど
どんなお仕事だったか教えてくれなくて。
たぶんこのことだったんだと思う」
…お姉さまには驚かされてばかりだわ
わたしは気持ちを落ち着けようと、ミルクティーを口に含んだ
よく薫る、いい葉だわ… 5/8
「わあ…」「私の令ちゃん、素敵でしょ？カッコ可愛いよね」
にこにこと嬉しそうな由乃さんの姿に胸が温かくなる
大好きなお姉さまを、大好きであることを隠さない誇らしげな彼女
わたしの素敵な親友…
「あっ…」「そのページを志摩子さんに見せてあげて？」
「えっ、でも」
二人できゃっきゃと楽しそう
わたしの大切な親友と、わたしの大切な妹が
仲良くして居るのを眺めながら飲むお茶は美味しいわ
「志摩子さんもよく見てよ、ほら」
しびれを切らした由乃さんが、乃梨子から本を受けとるとわたしに突きつけた 6/8
「あら…」
わたしは見とれてしまった
なんて綺麗なんだろう。絵になる二人だわ
とても美しい…
わたしは驚きよりも、誌面の令さまとお姉さまの美しさに息を飲んだ
男装をした二人が、抱き合って口づけを交わして居る
不思議と嫌悪感や嫉妬のような気持ちもわいて来ない
ただただ妖しい世界に飲まれてしまったようだ
「あ、あの、二人とも、これいいんですか？妬かないの？」
ちょっと焦りつつ顔を赤らめた乃梨子が可愛くて、わたしはくすりと笑ってしまった
「相手が聖さまじゃあね。ヤキモチとか超越しちゃうよ
女らしい女性モデルが相手だったら許さないけど！」
由乃さんはそう言うと楽しげにカフェオレに口をつけた 7/8
「お姉さまは博愛主義者でらっしゃるから」
わたしは笑いながらそう言って、乃梨子の頭を優しく撫でた
いちいちヤキモチ妬いてたら身がもたないわね
こうして冷静で居られるのも、蓉子さまとのラブシーンを見たおかげかしら
可愛い妹の前で取り乱したりしなくて済んで本当に良かった
わたしと由乃さんは顔を見合わせて笑った
乃梨子だけが、赤くなったまま黙ってココアを飲んで居る
素敵な姉と、可愛い妹
そして大切な親友
わたしは幸せね
窓の外は雨も上がり、日が射して来た
由乃さんは、秘宝展に興味はないかしら
三人でこれからどこかへ…
わたしの思いをよそに、由乃さんが爆弾発言をするのだった レイニーで志摩子さんの出番がなかったり
肝心なところに出てこないんだよね 祥子様が煽りまくるコピペっていつのまにかテンプレから消えたな >>45
短編だと結構不思議な世界になってるから他にもたくさんエスパーとかいそうだな 且つて此れ以上って程好きだったなアニみてマリみて時間が経った色々終わった 本編小説家気取りじゃ無いけど公衆の面前でマリみての事なら大の男が泣けると思う其れ位大事だったマリみてって。
奇麗な旋律のCD聴いて卒業式の校歌かと思って歌いたいまたあのきらめきをと泣いて仕舞う。 連投規制畜生…
8/8
「でも残念。令ちゃんのファーストキスは、私が欲しかったのにな」
「へえ、まだだったんですか」
二人がさらっと事も無げに会話するので、わたしはむせ返りそうになり必死に息を整えた
「でもね、わたしのファーストキスはまだだからね。
令ちゃんが奪ってくれないかな」
「令さまからは無理じゃないですかね」
な、なぜそう普通に話してるのかしら（汗
わたしの頭が固いのかしら？
「由乃さまからおねだりしたらいいんじゃないですか？」
「やぁだ、私がリードするの？」
楽しげに会話が盛り上がる二人
あ、あの、二人とも、もう少し小さな声で…
祐巳さん、助けてぇ
………二人とも、わたしの大切な親友と妹です………
〜おしまい〜 レイニーの時の祥子って
祐巳に嫌われたって泣いてるだけ
優と蓉子が祐巳を連れてきてくれたり
周りが世話焼いてくれた
シンデレラのときの負けん気はどこへ行った？ >>60
シンデレラの頃は、まだ祐巳がアキレス腱になってなかったんでしょ
あとは令曰くの自身のダメージが云々かんぬん さっちゃんは自分だけでいっぱいいっぱい、祐巳も限界で…
蓉子さまがホットいちごみるくを差し入れしても多分ああなるわ 前スレで少しだけ話題になってた川端康成の乙女の港を入手したので読んだよ
1巻で終わりだから物足りなさはあったけどやはりマリみての源流はここなんだなって感じた
この少女小説というジャンルを尊ぶなら祥子はやはり優と結婚するんだろう
祐巳は山寺の祐麒の同級生あたりか
家族ぐるみの付き合いを続けながら2人の娘が同じようにリリアンに通って薔薇さまになるまでとか読んでみたい 「まったく、見くびられたものよね。」大きな扉
「紅薔薇のつぼみがボロを出すのをね。」クリスクロス
この辺の祥子さまは、祐巳ちゃんが動力源になってる 例えば
卒業前の祥子なら
もし祐巳とまた仲違いをしても
自分でなんとかできただろうか？
少しは成長したのかな >>68
パラソル後の祥子さまは祐巳が反発しても、二人で会う機会を作ってちゃんと話し合ってたから、大丈夫だと思うわ
何か発生しても、互いに憶測で動かずきちんと確認すると思う。 そうか、なるほど
祥子の次の課題は嫉妬と独占欲をどう抑えるか、かな 「妹を作りなさい」って時点で既にそういうものはなさそうだが 乃梨子が瞳子の件に限らず、割りと祐巳を頼ってるの可愛い 久し振りに卒業前小景読んだら祥子さまが相変わらず素晴らしかった
乃梨瞳コンビも 祥子と祐巳は信頼で結ばれてる
そこは祐巳と瞳子の関係と大きく違うと思う
瞳子って最初の印象が悪すぎる
後から家庭の事情とか、祐巳の事は好きだけど素直になれなかったとか言い訳が出てきたけど
。
登場したときは祐巳のこと馬鹿にしてたし、そこはどう言い訳するのか？ むしろ良家の子女なのに分け隔てない祥子の方がレアケースで瞳子の反応の方がある意味自然じゃね？
ましてや尊敬する祥子の妹になったのが何の取り柄もない(ように見える)祐巳だったわけだし
個人的には瞳子より祐巳の瞳子へのこだわりの方が理解しづらい
放っとけないってのはわかるんだけどそこから好きとかスールとかに繋がらない
何か見落としてるのかな 最近の流れでまた原作読みたくなってきた
もう何ループしてるのか分からないけど、祐巳の成長を読むたびかくやあらんて思うわ >>77
第一印象が最悪な相手を大好きになっちゃう、ってのは
少女漫画だと割と王道の使い古された展開だし
（恋愛ものの話だが）
スールなんて姉妹制度といいつつ実際は疑似恋愛みたいなもんだし
祐巳が瞳子を好きになるのは少女向け小説の様式美みたいなもんで
その理由に明確な裏付け等は意味を成さないと感じる
瞳子初登場の際は、まだ作者の中で祐巳の妹になると確定してた訳ではなく、
初登場時の祐巳を小馬鹿にした態度はかなり嫌な感じの女の子で
それが逆に、結果オーライになったと言えなくもない
全く何とも思ってない人間を大好きになる確率よりも
大嫌いな人間を大好きになる確率の方が高いという話もあるしな >>79
なるほどなるほど
少女漫画の王道と言われると確かに色々納得できる
瞳子登場時に妹は確定してなかったってのはあとがきからなのかな？
そこはわからないけど確定してなかったのなら王道としては祐巳の反発がちょっと弱いのも頷ける
ありがとう 原作のことを云えば、瞳子の方が祐巳より古いキャラクターだからね
瞳子初登場時には祐巳は影も形も無い訳で、色々と後づけになるのは仕方ないよ 最近、「ガールズ＆パンツァー」の同人誌で、みほ×エリカのカップリングが増えてるのね。
知ってる人は知ってると思うが、エリカというのは、本編では事あるごとに、みほに敵対感情を持ってぶつかっていたキャラで、
それでファンの多くも、「何でこのカップリング？」と疑問を表明することも多い。
それに対する答えとして、
「そのキャラに対する感情が無関心(0)なら何倍しても０のままだが、その感情が大嫌い(-100)だった場合、
何かのはずみで-1をかける事態が発生すれば、その感情は+100へと切り替わる」
ってなことを言っていた。
このことを思い出したな。 これで瞳子が祥子みたいな美少女だったら許せるけど
そこも足りてないし
祐巳との対比という意味ではワガママな嫌われ者の方がよかったのかもしれないけど
祥子祐巳に文句がないだけ
祐巳瞳子コンビは惜しい 瞳子は魅力がない
ただ不幸ぶってるだけだし祐巳が相手する必要も感じない
というか消えてほしい 祐巳の魅力はアニメでも十二分に表現されてたけど瞳子のそれはほとんどなかったしなぁ
その辺が俺も含め腑に落ちないところなんだろう 瞳子は3期のツンデレが可愛いんだけど
ただのツンにしか見えないって人が多いんだったか 縦ロールに前髪パッツンが魅力ゼロ
可南子は長身ならではのスタイルの良さがあった 瞳子みたいな嫌われキャラを祐巳の妹になんかしてしまったから
物語がつまらなくなってしまった
特にスール後の、祐巳と瞳子の話なんて興味もない リアルタイム組は瞳子が祐巳のスールになった時は、それはもう盛り上がったんだがなぁ
俺はもっと祐巳と瞳子のイチャイチャが欲しかったわ え？
瞳子氏ねばっかりだったけど
ドラゴンボール顔負けであれだけ引き延ばしてオチがショボすぎたし 瞳子派もいたけど少数だった記憶あるぞ
ドロボウの盗子さんて言われてた 瞳子派と可南子派で、やいのやいの言い合っていた時が一番楽しかったってのはある。
ただ、可南子派の一人が、ラノベ板本スレで、「作中でこういうフラグが立った以上、可南子が妹になるのがラノベの絶対の約束事」みたいな
論理になってんだかなってないんだか分からんようなことを言い出して、その挙句、原作の中で可南子が、
「妹になるつもりはない」と発言する展開になった途端、荒らしと化して暴れまわったのは、ちょっと酷かったな。
当時はコミケの度にマリみて同人を買いまくってたが、感覚的には瞳子派＞可南子派って感じてたな、自分は。 どちらに思い入れがあるのもいいしストーリーに違和感があるのもいいけどキャラを貶すのはちょっと 作者が瞳子に思い入れがあったのか知らんけど、
途中から初期と性格も変わっていろいろ設定を後付けしてまったくの別人みたいにしてまで
祐巳の妹にすることなかったと思うね
作者は養子設定好きすぎだろ >>92
俺もこれだわ
島から大手まで回ってたが、同人で可南子はほとんど見なかったな。 志摩子みたいな、しっかりしたゆるふわ美少女が良かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
