ハガレンの集大成!と言わんばかりに発売された鋼の錬金術師クロニクル、一期アニメの話題がほぼ皆無だった
荒川がネタ提供した一期おまけ四コマと年表にアニメを放送+劇場版も上映したという事は掲載されてるがそれ以外は
「(インタビュアー)ハガレンは二度もアニメ化されました。」
「(作者)珍しいですね。」
このやりとり以外一切ない
声優インタビューでも朴さん、釘宮さんとも全く話題に出してなかった

よーするに荒川は一期アニメの事が嫌いなんじゃないか

一期は原作のキャラがレイプされるというオリジナル展開があって
それに作者が苦言を言った事は有名だが、それ以外にも一期は原作に対する批難のような展開がかなりある

例えば原作のハガレンの最初の話でエドが統一教会モドキの嘘を暴きカルト宗教を破滅させる話がある
一期アニメでも全く同じ話をしたんだが、一期アニメではその後、アニメオリジナルの話をして、それではエドがカルトを破滅させた事により町は大混乱
挙げ句に軍が鎮圧のために出動して死者が大量に出て、おまけにロゼはレイプされてしまった
ある意味全部エドのせいとも言えるわけで、一期ではお前がヒーロー気取ってこんな事したせいで大変な事になったんだ!と実際に攻められてる
作者がこれ見て快く思うわけがない
(ちなみにこんな一期を見た原作者がエドに対してちゃんとフォローしなけれは、と思ったのか
原作ではその後町は何とか復興しつつありロゼはレイプもされず元気に生活していて
町の住人にエドがカルトを暴いた事は正しい事だと思う、と発言させ
さらに最初暴動が起きて軍が出動して鎮圧したまでは良かったんだが何故か中央軍が後になって出動してそれからひどくなった、と
さりげなく中央軍に責任を押し付けてる(笑))

また、原作ではエドとアルが人体錬成で生み出したバケモノが実はホムンクルスである意味彼らの母親の生まれ変わりともいえる存在
んで彼らの罪の証ともいえるそれをエドが倒す、って展開になるんだが
原作ではまたまたこれもフォロー(?)されており
人体錬成で生み出した存在はそもそも生きてもいないただの肉塊、エドは悪くないよ!ってなってる

そもそも一期はかーなーり暗い展開で、最後ウィンリィとエドは結ばれず永遠の別れを経験するわけで
こういうところからして作者好みではなかったんだろう
それに一期は、女をバカにするな!と言わんばかりに師匠やアームストロング少将といった男勝りの有能な女を次々と出してる事からしても分かる通り
間違いなく超フェミニストであろう作者にとって、TVシリーズ、映画版ともにラスボスが女性だった点も気に入らなかったんじゃないかな 推測だが
どちらも無残な死に方するしね
まあいずれにしろ、作者は一期が嫌いなんだなー、と思ったり

ちなみに一期と原作のリンクは探してみるといろいろ面白い
一期ではドクターマルコーはあっさり殺されて終わるんだが、原作では一期終了後の時期からマルコーが活躍するようになって
作者なりに不憫に思って活躍させてあげたのかな、とか
初期に登場したサブキャラでも忘れず終盤まで出したりチョイ役で出したりする漫画なのに、何故かシェスカだけは完璧に忘れ去られてて
ちなみにシェスカってのは一期でやけに優遇されてたキャラだから、作者的にこいつはもういいやって思ったのかなとか
そういうの考えてると楽しい(笑)