中型船以上になると、細かい動きができない他、舵を取るにもなかなか曲がれない。
狭い港内では、タグボートや曳航船に助けてもらうことになる。

モーリタニア号やタイタニック号などになると、完全に大型船だ。
タイタニック号の舵は船体の大きさには見合わない小さな舵だったので、戦艦大和の舵効きに比べるとずいぶん大回りである。

※戦艦大和の場合も一旦舵が効き始めると、小気味良く曲がり始めるが、それまではなかなか旋回をはじめないので、
操船には一種の慣れが必要だったという。