最初は少年バトル漫画のアンチテーゼみたいな作品だったのにな
・主人公が社会人成人済みの女性
・固有の必殺技を持たない
・武器や道具は基本的に量産品
・読者が感情移入できそうな少年キャラは基本クズ
・純粋な正義感で動くキャラや話が少ない
・人間関係が大半ドライでビジネスライク

女性上位でとことん現世利益優先に話が展開していく様はなかなか痛快だった
合間にちょいちょい美神は横島を憎からず思っているのではないか?という
さりげない描写が絶妙なスパイスになっていたんだけど

高橋留美子が人間関係をほとんど進展させずうる星やらんまを40巻近くまで引っ張ったのに対して
椎名高志は何でもアリの極楽ワールドで一番やっちゃいけない関係性の進展をやってしまったのがつくづく残念