二度と戻らぬ火星移住、候補に日本人10人も
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【ワシントン=中島達雄】
2025年からの火星移住を目指すオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」は12月30日、約20万人の移住希望者の中から1058人の候補者を選んだと発表した。
この中には、男女5人ずつ計10人の日本人が含まれているという。

今後、医学的な検査や訓練などを経て最終的に24人に絞り込む。25年には最初の4人が火星に住み始め、その後、2年ごとに4人ずつ増やしていく計画だ。

移住者は二度と地球に戻らない。

地上での訓練や火星に居住している様子をテレビ放映し、資金を集めていく考えだ。
同財団は2013年4〜8月に移住希望者を募集。技術力や安全性を疑問視する声もあったが、世界中から20万2586人が応募した。
希望者が提出した1分間のビデオメッセージや書類などを審査し、107か国・地域から1058人を選んだ。