>>204
まあ、マシな部類ではないかと思いますけどね。
内政面で都合のいい話が多く、ネタの根本は作者自身の政治主張であり(長いあとがき
を読めば……(;´д`)ゞハァ〜)、シロウト政治談議の域を出てない。その実現を小説で
やっているのですから、「寝言は寝て言え」な部分は無視できない程度にはありますね。
外交ネタにもそれは散見できます―その最たるものが「影の政府」でしょう。これは手垢
のついた陰謀論でしかなく、お話を手に負える枠内に留めるためのご都合設定。あと大
陸事情を『国共合作すれば万事解決と安易に扱っている辺りも(大部分の読者はの程度
以下ですから、相応の設定ではあるんですが)。シロウト政治観(左巻き)と陰謀論(反米風)
が合体するのは┐(´∀`)┌ヤレヤレと……。
安易な扱いはヒトラー・ナチスもそうで、当初からヒトラーとスターリンはステロタイプな悪役
で排除を旗印にしているわけで、それがメインになった『旭日-』がアレなのはむしろ当然と。