「地下幻燈劇画 少女椿」について語ろう Part2
アニメ「少女椿」(1992年公開)、及びその周辺について語るスレッドです。
◆主なスタッフ
原作/丸尾末広(青林堂刊)
演出・台本/絵津久秋
録音演出/足立政典
音楽/J・A・シーザー
興行/西村功
作画/原田浩
技術設計/成川武千嘉
監修/飯田豊一
企画・制作/密閉映劇 霧生館
◆主なキャスト
みどり/中美奈子
ワンダー正光/森下紀彦
嵐鯉治朗(座長)/岡本圭之輔
赤座/林和義
鞭棄/野村欣史
紅悦/加藤早苗
カナブン/高木由美子
みどりの母/田中章子
稲垣広(映画会社の男)/井元工治
9/11から前売り発売してたのかー
「立誠シネマプロジェクト9月27日〜10月2日」見世物小屋特集の期間中に上映する見世物小屋ドキュメンタリーは
元々気になってたやつだからすごい興味あるイベントだけどいかんせん知ったのがギリギリすぎるわ・・・
少女椿の仕掛けは旧小学校校舎というロケーションを活かせるような工夫を用意しているそうです。
あー行く人ウラヤマ 追記:ちょい残念なニュース
立誠シネマプロジェクト見世物小屋特集での少女椿はこの度発掘されカナザワ映画祭で公開されたフィルム版ではなく
ゆうばりファンタスティク映画祭やおそらく去年のカナザワ映画祭2012でも使用された映倫通過版(ぼかし・セリフカット済みデジタル版)
となるそうです。
京都では児童ポルノ規制条例が一昨年に可決されているのが原因だと。
実写じゃない上にみどりちゃんのポルノ嗜好がメインテーマでもないアニメの画にぼかしとかイミフ
まあそれでも仕掛け上映なんて提供してくれるだけ万々歳だけど 児童ポルノか…
なんだかなぁ。こんなにいい作品なのに >>237
関東でもやってほしいよね。
どこでも贅沢言わないが、例えば今でも見世物小屋やってる場所をリスペクトして靖国や花園神社の界隈ででも... 京都で上映のニュースを見てきました。
ビデオが発売中止になって予約をキャンセルされたことを思い出しました。
DVDって発売になってないんでしょうか。
中野武蔵野ホールに観に行ったなぁ ttp://www.youtube.com/watch?v=OvCyC5TyOTE >>241
ヤフオクでフランス版DVDがけっこう定期的に出てるよ
本国での正規販売品はずっと前に売り切れてる 少女椿のサントラってもうちょっとどうにかならないんだろうか?
以前発売された事あるやつも「メインテーマ」(出だしと終幕の口上の時の音楽?)、
「迷子のリボン」、「紅い下着」と、あとどちらかのカラオケバージョンの4曲だけだったって言うし
最低限OPとEDの口上のシーン、花売りしてるみどりちゃんが嵐座長に声をかけるシーン、
終盤ワンダーを探しまわって幻覚を追い払うまでのシーンの3曲はそろえてほしくてたまらん。
できればお母さんが死んで赤猫座に行くまでのシーンのBGMもだけど >>243
ありがとう!
YouTubeにもあってビックリしましたがやっぱり欲しいなぁ >>247
時々ヤフオクに出るけれど、いざ入手してみると
ちっちぇぇぇぇぇええ〜〜〜
サイズの小ささにガッカリ
しかも、みどりちゃんの目が青い
かつて、みどりちゃんの目が青く描かれたことってないよね
しかも、ワンダー正光が病的に変質者的な彩色
ワンダー正光って根本的に善人なのに・・・
つーわけで、それでも欲しければ今現在もヤフオクに出てるよ オクなら今少女椿のDVDも出品してる。
しかしこの作品はグッズが色々出てる割にはどれもイマイチだよな。公式流通を許されなかった作品故の質なのかしらんが。
原作は美しいけど無修整版がなかなか出ないしサントラとフィギュアも微妙だし
肝心のDVDもハード既存のプレイヤーじゃ字幕オフもできんし画質も良くない。 京都の上映会行った人いるかな。
会場とか仕掛けの様子を知りたいです。 >>250
夜の部に行ってきた。
3階で上映で2階が待合室でなっていた。待っている間、バラを持った白塗りの男がずっと踊っていた。
学生風の男に、順番にシアターに案内してもらうんだけど、廊下が赤い照明で薄暗く、花が散らばっていた。
シアターの観客席にはトイレットペーパーが絡めてあって、男女(男は待合室の人)が上映が始まるまで、ずっと踊ってた。
元小学校というのもあって、見世物小屋の雰囲気が凄く良かったよ。
上映中の仕掛けについては>>226と似たような感じかな。カナザワ映画祭には行ってないからわかんないけど、
ワンダー暴走シーンではスモークはなくて、
狐面ではなく男女が奇妙な扮装(暗くてよくわかんなかった)で踊ってたぐらいの違い?
あと、「昔々、地下上映でしか〜」というナレーションはかぶらずにちゃんと流れてたよ。
立誠シネマのツイッターに写真があるから、それで大体の雰囲気がわかるかな? おかえりー
レポ感謝します。いいロケーションですねえ、木造の部分がちょっと加わるだけでも雰囲気がぐっと近くなる。
ツイッター画像のみどりちゃんのTシャツきたカナブンっぽい人がすごいかわいい。
あと、やっぱり本編は修正版だったんですよね。ぼかし26カット、音声カット若干という話だけど、
肝心なシーンけっこうやられてましたか? 音声は所々途切れてるところがあったな。でもワンダーが切れるきっかけになった「小人」は修正されてなかった。
ぼかしに関しては、動物のグロシーン(子犬とか)や性器は修正が入ってた。
でもワンダーの暴走シーンは無修正だし、作品の雰囲気が損なわれてるなんてことはなかった。
後、書き忘れてたけど英語字幕がついてた。それとエンドクレジット、某動画に流れてるやつ(海外DVD?)だと黒バックだけど、
上映版は戦前の映像(東京の風景や駅での出征等)が使われてた。
こっちがオリジナルなんだろうけど、なんで違うのか気になったな。 >>253
なんと。
カナザワで観たフィルム版のクレジットは黒ですよ。映倫通過版焼くときに入れた演出なのか?
エグい出来事やちょっとした優劣意識が話の軸に直結するからそこに規制入れたらどんな内容になっちゃうのか心配だったけど
想定してたよりは良心的かもしらん。
>>255
ニコニコのはPart1だけ消されて刺激のありそうなシーン切りまくった修正版に変わってる。つべには無修正の出だしパートある。 >>257
>>カナザワで観たフィルム版のクレジットは黒ですよ。
あら。ということはオリジナル版と映倫通過版で微妙に違いがあるということか。
そういえば>>227 のナレーションは映倫版は本編に入っていたんだけど、もしかして
フィルム版は場内アナウンスという形でした? >>258
その通り、開映と同時に場内でアナウンスしてました。
だからナレーション終了して静かになった時がちょうど「あ、そこの山高帽のおじさんお花はいかが?」辺りだったという
規制済みデジタル版だと冒頭にあのナレーションがまるまる入ってるなんて驚いた・・・ こちらは黒い画面に男の声でナレーションがあって、それが終わると赤猫座の口上でした。
なんでこんな違いがあるのか、謎だ。 むしろ会場ごとにそういった違いが有るから面白いとも言えるよね
初期に都内で行われた興行も会場ごとに趣向が違ってたよ ああ前は都内で会場ごとの演出の違いを比べるぐらい何度もやってたんだ...
やっぱ元祖は境内なんだろうが、今の東京なんてもし手頃なスペースが確保できなくて開拓しよう
なんて話になったら下手したら京都よりも融通きかない待遇受けるんじゃなかろうか。 〉〉262
だいぶ日本語が不自由みたいだが、
あなたは何人ですか? >>262
ttp://freett.com/kiryukan/midorikoukai.htm
板橋区某マンション地下室って何で伏せてるか知らんけど
最寄り駅は小竹向原だったな >>264
ありがとう。こっちの方では杉並区の境内、映画祭、中野、スズナリぐらいしか知らなかった。 舞台版みたかったなぁ…カナブン役マッチしすぎワロタ 先日友人に勧められてこの作品を見たんだが、
すげー内容だな。
冒頭で妖怪の絵がたくさん出てきた時点でかなりびびった。
登場人物もみんな自己中というか・・・
自分の現状によって他人への評価や接し方が変わるってのがリアルだった。
もしもみどりちゃんがワンダーと旅立っていても、
結局その後自分の境遇をもっと良くしてくれそうな奴に
次々乗り換えていったんじゃないかって気がする。
ワンダーもミイラ男も根っからのロリコンではなく、
普通の成人女性に相手にされないから見世物小屋の世界の中で
みどりちゃんを代用してる感じがした。
人間性を見るのではなく、自分の欲を満たす条件に合う
都合のいい相手を探しているだけのような・・・。
見終わるとなんとも言えない気持ちになるが、
ここ数日何度も見てしまっている。 満開のゲテモノ趣味の怪奇ショーで飾ってはいるけど周囲から受ける理不尽な仕打ちも
ジリ貧状態と背中合わせで生き抜く人間としてはけっこう想定内な行動ばかりからね
ワンダーが客のヤジに対して言い返した言葉が視聴者にも通じてる事で
その意味を一身にかぶって思い知らされるポジがみどりだから、可憐無垢でありながら人並みのゲンキンさはちゃんとある。 ようつべで少女椿見たけど、滅茶苦茶びっくりしたわ。
犬潰すのは流石に×だけど、それ以外は見れる。
そしてかなり異色で良くも悪くも突き抜けて凄い!
凄いというのは評価しているというわけではないです。
これはとても難しい。子供には絶対に見せられない。危なさすぎ。
これは何日も後味が残りそうですね。 ようつべの少女椿ですらカット版なのかな・・
ちょっとこれはなんと言っていいのか、衝撃的なのは明らか! 残虐なシーンがあるから映倫の許可がおりなかったと思ってる人がいるようだけど、違うから。
不許可理由は身体障害者を化け物的に描いてるのが理由。見世物小屋ってそういうもんなんだけどね。
まぁ、映倫はあくまで自主規制なので、放映は自由だから放映もされてるし販売もされてる ところで、主題歌は
「まよいごのリボン」か「まいごのリボン」 どっち? >>273
昔の価値観ではOKだったけど、今の価値観ではNG。
作者は昔の雰囲気を映したくて、しかもありのままに映したいから今の価値観と衝突しちゃう。 >>272
つべのは別にカット版ではないのでは?
ニコ動の方はパート1のみノーカット動画が無いけど。 何気に海鼠が一番最初に、無垢なみどりちゃんの手入れをしていない花園を嗅ぎ回し、濃い味を堪能した。 芸が細かいね。このアニメ。
サブリミナル要素も盛り込んでるし。
ラストみどりちゃんが木の棒持って暴れるシーンで
瓶の中で、彼女のお父さんとお母さんが交尾してたり
よく言われてる昭和天皇の直写というのは
明治天皇の間違いなんだろうね・・・。 てっきりこれ70年代ぐらいのアニメかと思ったら1992年でワロタ 時代背景は、明治後期、昭和初期、昭和後期が合体したパラレルワールドだな
あと、これ原作があったのね
紙芝居が原作なのね >>287
みどりちゃんの家の明治天皇とワンダーの暴走でカーニバル状態の
犠牲者(?)達の中に出てくる昭和天皇っぽいのなら解るから、それが混ざって伝わってるのかと思う
>>292
父が逃げて母は病気になる所からやりたいように転落させまくったのが丸尾版
ソースは忘れたけど「まんま使ったんだからタイトルそのものからしてひどいパクりw」
って丸尾氏本人が語ってたんでリメイクって発想もないかもな 唐沢俊一が「この父親また蒸発するんじゃねえか?」と突っ込んでいたな /|ニニニニ|ニニ /-|二|ニ|ニニニニニニ/
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. / //ニ{ //// //ニニ.//l} >ー一< !lililノ
/{ //ニニ{ ///////二./{ { }八__
// l{ {二二{{{ニニ厶斗< 八 .ノ `> ..,_ 夏が過ぎたとたん寒くてかなわん。みどり、体洗ってくれ 「ばけもの!! ばけもの!!ばけもの!! ばけものばけものばけもの!!ばけものおぉ!!」
↓
「ばけものっ あああああああああああああああああ!!」
この変更理由は一体 障害者に配慮?
「化け物・・・」も小声で聞き取りにくかったし 配慮等を考えるには幼い子が率直に化け物とか言っちゃう方が、現実的なのだよね このアニメを昨日知って全部見た。
最高だったよ、序盤のエログロの勢いを中盤以降も欲しかったけどね、後オチが俺にはイマイチ理解出来なかった。
どゆこと? やっぱワンダーさんがキレて奇形大爆発のシーンがカタルシスあったな
北斗の拳みたいなもんだけど 自分も最近、アニメで少女椿を観たわ
丸尾末広の単行本は2冊持ってたけど、少女椿は読んでなかった
ラストは意味深だったので自分なりに考えてみたけど、
ワンダーに捨てられたと思い込んだみどりちゃんが、自分の人生はずっとこうなるんじゃないかと思って
過去の人達の思い出を振り払おうとしているように見えた
みどりちゃんは父親が失踪した所から不幸が始まって、依存できる男性を求めたが
団長に騙され、ワンダーにスタァの道を阻まれ、団長は失踪、ワンダーは人知れず殺されてみどりちゃんの前から姿を消した
一人では生きていけないけど、もう騙されたくないという怒りがあの錯乱ラストだと思った
個人的にはお弁当買いに行っただけのワンダーがあんな風になって可哀相だったなー 最初は北斗の拳だけど最後はぐちゃぐちゃに混ざってわけわらん化け物になってる
催眠が解けて誰も死ななかったんだろ 脱法ハーブのようなものか みどりちゃんの夢に出てきたキュウリをかじる父親はなんだったんだろう
家族の食い扶持を確保するためにああやってこっそり飢えを凌いでたとか性サービス業に手を出してた隠喩だとか聞いたが・・・
みどりちゃんもあのかじる音が頭から離れないみたいな意味深なシーンだった
死者も含めた登場人物全員に自分の生き方を嗤い飛ばされた幻覚に両親もいたし、肯定的な描写ではないのかな 俺の婆ちゃん今年で89歳で認知症だけど
昭和元年生まれ、みどりちゃんの時代をリアルタイムで
生きてきたんだよなあ 最後はな先生とハッピーエンドでも当然おkだとは思うが、どうせバッドなら場末の売春婦になるぐらいやって欲しかったわ アニメ版で1カットだけみどりのワレメが描かれてますが、改訂前の原作でもそのカットはあるのでしょうか?
海外でも上映されてるとのことですが、ワレメの部分もノーカットなのでしょうか? 前半でみどりが夢の中で首や足が捻じ曲がって「助けて」っていうシーンだけ、画風(目の描き方)が違うように見えるのですが、そこだけ違う人が書いてたりするのでしょうか? 少女椿って原画はひとりじゃなかったっけ。もう記憶があやふやだけど んなわけあるかい
真ちゃんこと富本起矢他多数いたはず >>320
原作だとそのシーンは楳図かずおをパロってる ニコ動で見たんだけど不思議な魅力があるなこの作品
年に一回は見てしまう 隅々まで描きこみに念がこもってる
音楽もキャラクターも良いしアングラっぽいテーマな割りにキャッチーだし
悪趣味と見せかけてすごいバランスの良い作品なんじゃなかろうか 最後の方、紅悦姉さんは「金持ちの爺でも見つけて上手くやる」と言ってたし赤座たちは別の見世物小屋に移って
そこの興行が縮小すれば土方やって凌ぐって感じなんだろうけど、
彼らの生活手段っていつか若さや体力にもの言わせらんなくなったらもう食いつなげなくないか?
闇市の組合?に属して路上で物売ってたわけでもなし内職で置いて貰える長屋に入ったわけでも所帯持ったわけでもなく
古株芸人として介抱して貰えるほど1つの見世物小屋が長続きする保証もないし・・・
そういう人たちが集まって利用する安宿はロックスや新宿に数あれどいざ体が使い物にならなくなった晩年は
あの位の世代のその日稼ぎの人達はどうしてたんだろう 見世物小屋とは何か?
何故人は見世物小屋へ行くのか?
それは、人間が何か、哀れで残酷で滑稽なものを見ながら一種の快感を感じるように出来ている証拠なんだろう。こういう心理は確かに存在する。だからこそあなたはこのアニメを見た。見ているじゃないか。と、いうことを表現している作品なんじゃないかと思った。
ラストシーンでみどりちゃんを遠巻きに眺めてあざ笑っている奇形者たちは、このアニメを見ている者のおぞましい残酷な娯楽心を意味しているのか。
他人の不幸を見物して楽しんでいるのはだれか。死んでしまえー!みどりちゃんの叫びは、我々視聴者に向けられている。
すごい作品だ… そう考えると戦後復興って偉大な事なんだな
実感わかん 333ゲトズサ━━━━⊂(゚∀゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!! 靖国の御霊まつりが例年の殺人的な混雑のせいで今年から実験的とはいえ出店禁止になってしまった・・・
見世物小屋出せるの花園神社だけになるって事か? youtubeで偶然見たんだけど、絵柄や内容の割りに結構な
数の人が製作に関わってるのにはびっくりしました。
あと最後、正光をヤッタ犯人?が何度かくしゃみを
するシーンがどういう意味があるのかよく分からなかったです。