梶原一騎は若い頃に多分漫画少年を読んでいたと思います。
ジャングル大帝もきっと読んでたでしょう。(光文社の少年の鉄腕アトムもね)。

それで、彼自身も手塚と同じようにドストエフスキーのロシア文学が気に入っていた
りなど、共通するところがあります。そうして、主人公が死ぬという悲劇のラスト
は、おそらく手塚治虫のジャングル大帝などの作話法に習った・模倣したんだと
思うのですよ。 天馬飛雄にあやかって飛雄馬になったのだと思いますしね。