虫プロに遺跡してある街角の物語を作り、アトムを始めた頃に
穴見氏と結婚。しばらくして育児の為に退職したと思う。

しかし虫プロがジャングル大帝の制作中に夫は過労からだろうか
脳溢血で(?)手塚治虫の前で亡くなる(そのくだりは
山本暎一氏の虫プロの回想記に出てくる。)

 手塚治虫が始めたW3のプロジェクトで仕事を依頼しボッコを
描いて、アニメータ業を再開。その後も虫プロでアニメーター
として要の役をした。リボンの騎士では女性キャラのサファイアを
描かせたのは成功・適任であったと手塚氏に言わしめた。
手塚治虫が虫プロを辞めて手塚プロで不思議なメルモを作るときに
虫プロから引き抜いて、。。。

つまりアニメ作品作りで重用された手塚氏のお気に入り女性
アニメータだった。
いかにも女性らしいなまめかしさを含んだキャラクターを
描かせると、男性アニメーターにはけっして描けない魅力
が出るのであった。アニメに於ける「萌えキャラ」絵の
元祖のような感じだ。そのことは東映動画の
「世界名作童話 おやゆび姫」(1978)の絵柄を観れば
よく分かる。

キャラのまぶたにつや(光沢)を描くとか、いろいろな
工夫を始めたとされてると思った(女性のお化粧などの技術
について男性よりも関心を持ち、知識において一日の長が
あったのではなかろうか?)。