>>725の続き

ついでエドモン氏の消息が語られるのはスエズです。
スエズからアテネは船旅だと語られていますが、スエズまでの移動手段は、実は不明です。
また、デラ、スエズ、アテネの旅程滞在期間も不明になっています。
別段お金に困っていた訳ではなく、急ぐ理由もないエドモン一家、スエズまで陸路を漂泊していても構わない。

となれば、マルコポーロの帰国路と、かなり重複すると考えざるをえない。
詳細な人物像は語られる事のなかったエドモン氏ですが、
原作者の脳裏には、マルコポーロの様な、何かに魅せられた漂泊の人、
といったイメージがあったのではないでしょうか。

なぜ帰国を思い立ったのか、については後日また。