>>212
>>213
>>220
>>221
1907年(明治40年)の高等女学校令改正では、女学校の修了年限は4年か5年と
規定されているので、物語の開始時点である1918年(大正7年)当時なら、5年制の
女学校は存在するよ。
ちなみに、その2年後の1920年(大正9年)の改正で、女学校の修了年限は5年を
基本とすることに一本化されている。

あと原作の最終巻のどこかのページに、紅緒は明治34年(1901年)生まれと
明示されているので、物語開始時点での17歳は数え年ではなく満年齢であり、5年制の
高等女学校の最終学年に在籍していることになる。

ちなみに同じページに、少尉は明治30年(1897年)生まれとあるので、少尉は
紅緒より4歳年上という設定だね。