>>69
セディ「ええ!何か違和感あるなあ〜。僕は男の子も女の子も同じ教室で授業を
受けた方が楽しくていいと思うけど…」
ブリジット「それはねえ、この国では労働者階級の子がそういう学校に行くの」
セディ「上流階級とか労働者階級とか何で分け隔てするかまだよくわかんないんだよね。
ドリンコートのピーターやハートルもみんな同じ学校で授業を受けられればいいのに
ハートルなんて学校すら行けないんだよ。学校に行けない子ならアメリカにもいたけど…
ねえブリジット、学校に行けない子って可哀想だね」
ブリジット「そうねえ。学校に行けない子供もいるのよね。でもそのうちイギリスのこと、
わかるようになるわ」

セディ「あー!大変なこと思い出した。僕も学校に行っていなかったw」
ブリジット「あなたは貴族の子で今は個人教授がついているからいいのよ。
イギリスではそれでも大学にいけるようになるのよ」
セディ「父さんもそうだったのかな?」
ブリジット「さあ、どうだったのかしら?あとで伯爵に聞いてみるといいわ。
私が思うにセディみたいに小さい頃はやっぱり個人教授がお屋敷に来て教わって
いたけど次男で世継ぎじゃなかったから12歳ぐらいにはロンドンの全寮制の
学校に入ってその後は士官学校に行ったのね。そしてインドに従軍兵として派遣
されている間にアニーさんと出会ったんじゃないの?」
セディ「多分、そうなんだと思う」
そんな話題で2人は盛り上がった。