>>231
セディはトイレに行った帰りに伯爵の部屋の前を通った。
セディ「うん?唸り声が聞こえる。お祖父さん、よっぽど苦しいだな。
本当に気の毒だよ」
そう言ってセディはお見舞いがてらに伯爵の部屋のドアをノックした。

伯爵「うん?誰じゃ、いいところなのに…」
そうブツブツいいながらさらにこう言った。
ハビシャム「ハビシャム、メロン夫人の交代ならこっちから行くと言ったであろう」
セディ「お祖父さん、僕です。セドリックです」
メロンはハッとして急いでベッドから出た。
伯爵「しょうがない。レスリー、セドリックを入れてやってくれ」
メロンはドアを開けた。
メロン「若君、どうなさったのですか?」
セディ「お祖父さん、大丈夫ですか?何か唸っていて苦しそうなので
心配で来てみました」
メロン「どうぞお入りください」