>>197
ブリジットは急ぎ足でハビシャムの家へと急いだ。
いつしかブリジットはセディに恋をしていた。
だが親戚なので結婚はできない。そんなことはどうでもいい、
まだ子供だし…。そう思っていた。
ブリジット「ただいま」
ローズィ「あら、ブリジット様、お帰りなさいませ。ウフッ、ブリジット様に
取ってここが自分の家になったようですねw」
ブリジットは恥ずかしくなった。
ブリジット「そういうつもりで言ったわけでは…」
そこへセディが2階から降りてきた。
セディ「ブリジット、お帰り。学校、どうだった?」
ブリジット「どうって、まあいつもと変わらないわ。あなたが学校へ行きたい
のなら私と交換しない?私がここでエリザベス先生から授業を受ける。あなたが
学校へ行って授業を受ける。それも面白いと思うわよ」
セディ「うーん、でも女の子だけの学校でしょ?僕は男女共学がいいな。
ニューヨークに居たときは男の子も女の子も一緒に授業を受けていたしね」
ブリジット「そうねえ、私もアメリカの学校に転校しようかな?」
セディ「じゃあ、僕とアメリカに移住しようか?w」
ブリジット「それもいいわねw」
そう言って2人は笑った。

奥からアニーが出てきた。
アニー「ブリジットさん、いらっっしゃい」
セディ「母さん、今日もブリジットにとってここが帰る場所。だから
お帰りなさい、だよ」
アニー「そうねえ。ブリジットさん、ごめんなさいね。気がつかなくて…」
ブリジットはふと気になったことを聞いた。
ブリジット「伯爵さまはお帰りになりましたか?」
アニー「いいえ、お父様もウィリアムもオリヴァーもまだ帰らないのよ」
セディ「どうしたのかなあ〜?」
セディも心配になってきた。