>>181
部屋へ入ると大きなダブルベッドが2人を待っていた。
正面には大きな窓があり、外にはロンドンの繁華街を望む絶好の景観を
見ることができる。
ウェリントン夫人「まあジョニー、いい部屋ねえ。…でもこんな早くから
ホテルの部屋ってちょっと変ねえ」
伯爵「…」
伯爵は沈黙したままだった。
ウェリントン夫人「ジョニー、どうかしたの?具合でも悪いの?」
伯爵「いや、そろそろお昼になる。ルームサービスで昼食を頼んでおいた。
一緒に食べようではないか。飲み物はどうする?白ワインでも持って
こさせようか?」
ウェリントン夫人「そうねえ。まずは乾杯しましょう」

まもなく部屋係が食事を持ってきた。
伯爵「白ワインを持って来てくれ。グラスは2つだ」
部屋係「承知しました」
そう言って部屋係は一度部屋を出て行った。