>>173
オリヴァーはフロントでチェックインの手続きを済ませていた。
その間、ハビシャムはロンドン警視庁のポール・ロビンソン警部に挨拶をしていた。
ハビシャム「ロビンソン警部、本日はご足労をかけて申しわけございません」
ロビンソン「いいえ、こちらこそよろしくお願いします。こちらは私の部下、
パトリック・マッカートニー警部補です」
マッカートニー「ミスターハビシャム、初めまして。この度昇格し、刑事部へ
配属されたパトリック・マッカートニーです」

そこへオリヴァーが戻ってきた。
ハビシャム「ああ、ロビンソン警部、こちらが私の息子のオリヴァーです。
オリヴァー、今日お世話になるロンドン警視庁刑事部のポール・ロビンソン
警部とパトリック・マッカートニー警部補だ」
オリヴァー「どうぞよろしく。私は新米ですが弁護士です」
そう言ってオリバーはロビンソン警部とマッカートニー警部補と
それぞれ握手を交わした。
ロビンソン「おお、ミスターハビシャム、後継者ができて頼もしいですな」
ハビシャム「いや、私から言わせたらまだまだ駆け出しの若僧ですよ」
ハビシャムは苦笑いして答えた。