>>139
そこへハビシャムがノックをして伯爵の部屋へ入ってきた。
コンコン!
伯爵「誰じゃ?」
ハビシャム「私でございます」
伯爵「入れ」
そういわれるとハビシャムは伯爵の部屋へ入ってきた。

ハビシャム「御前、明日は朝が早いのでお早めに休息を取られるようお願いに参りました」
そんなことを言いに来たのか?と思い、声を荒げた。
伯爵「わかっておる。要らぬことをするな!」
ハビシャム「ですが、明日は大切な交渉の日です。早めのご就寝を」
伯爵「お前はそんなことを言いに来たの…」
メロンは敢えてそれを遮った。
メロン「ハビシャムさん、お気遣いありがとうございます。あなた、もう寝ましょう。
大切な交渉ですし、寝不足は禁物ですわ」
そう諭され、伯爵の怒りは収まった。

ハビシャム「お邪魔なのは承知で参りました。お怒りならこの仕事が終わったら
クビにしてください」
そう言ってハビシャムは伯爵に頭を下げた。
伯爵「戻ってよい」
ハビシャム「では…」
そう言ってハビシャムは出ていった。

伯爵「ハビシャムめ、(メロンとわしの夜の営みを)妨害しおって」
メロン「ハビシャムさんの言うことも一理あるわ。あなた、十分な休息を取ってください」
伯爵「そうしよう」
そう言って電気を消して2人は眠ることにした。