AO6話のひどいところ

アオ「やっぱり、必要とされてないのかな。俺、何も知らないし。」
って、ここでアオが言う台詞じゃないよ。すごく違和感。

そもそも、アオは、期待されてたり必要とされてゲネラシオン・ブルに参加したわけじゃないじゃん。
自分から組織の役に立ちたいとゲネラシオン・ブルに参加したわけでもないはずでしょ?
4話で、「ニルバーシュに乗れば、母さんのたどった道がわかるかもしれない」と言ってたでしょ。

でも、6話Aパートではゲネラシオン・ブルの作戦を遂行するために来たみたいなこと言ってて、
どうにも各話ごとに主人公の動機がブレブレで困る。
各話ごとに勝手に脚本書いてるわけですか?

ここでアオが口に出すべき台詞は
「俺が母さんの後を追おうとしてニルバーシュに乗っても、みんなの役には立たないのかな?」だろ。

ニルバーシュに乗って母親の軌跡をたどることが、アオにとっての重要かつ個人的な問題であり、
必ずしもシークレットと戦闘しなければならない必要性は無い。
だからもともとアオは、ゲネラシオン・ブルに必要とされている存在ではない。
この点を曖昧にしたままだから、おかしな脚本になってしまっている。
クリエの説教も、アオを死なせたくないことを、アオが必要な存在であるかのように混同している。

しかしアオがシークレットを倒すことで、誰かの命を救い、悲しませないことにつながるならと、
アオが戦う理由を見出す。そして結果を出し、アオはゲネラシオン・ブルに必要とされる存在となった、
けして必要とされてるわけではなかったアオが必要な存在になった、というのが今回のテーマになるはずだ。
その線で前回から流れを作っていればもっとドラマチックな演出が出来ただろう。

で、最後にトゥルースなる強敵らしきものが現れるが、全然ワクワクしないのはなぜなのか?