では、どうすればよかったか?
トゥルースを引っ張るという前提で考えるなら、アーキタイプ内蔵のIFOと合体して、
さらにトゥルースが基地外になったというシナリオが間違いです。
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アーキタイプ内蔵のIFOと合体したトゥルースは、
自分がシークレットだったこと、世界を破滅させたいと考えていたのは間違いだったと、
自問自答して、自分の過ちに気が付きました。
トゥルースは正気を取り戻したのです。でも、もう手遅れでした。

トゥルースの体は、アーキタイプ内蔵のIFOと融合し、暴走し、
自分でコントロールは出来ない状態になりました。

アオは、トゥルースと融合したIFOを止めようと立ちふさがります。
でも、アーキタイプ内蔵のIFOには勝てません。
クォーツガンを使えば勝てるかも?しかしアオは、クォーツガンを撃つのは躊躇します。

そして、トゥルースは、アオと対話を始めます。
「俺は悟ったんだ。間違っていたのは、世界じゃない。この俺だ。
だからそのクォーツガンで俺を撃ってくれ。間違った俺を消してくれ。」

アオは答えます。
「正しい世界か、間違った世界かなんて、誰に決める権利があるんだ!
おまえの存在だって、間違いだと誰が決め付けられるんだ! 
トゥルースを消し去るなんて、俺はそんなの嫌だ!」

しかし、暴走したIFOは、沖縄に迫ります。沖縄の人々の命が危ぶまれます。
トゥルースは、最期の力を出し、IFOの動きを止め、クォーツガンの照準を自分に向けさせます。
「アオ、もし、俺が生まれ変わることがあったら、トモダチになってくれるかい?」
「やめろ! トゥルース! クォーツガンを俺に撃たせるな!」
「いいんだ、アオ。これで終わりにしよう。」
そして、クォーツガンが発射され、トゥルースは消えた。
アオの脳裏からトゥルースの最期の言葉が消えることは無かった。