>>511
オレンジロードとタッチとめぞん一刻は日本漫画史上三大ラブコメと呼ばれているが、
この3つが同時代の連載だったのも、凄い時代だったなぁ…。

70年代までは日本自体がまだどこか貧しく、80年代後半はバブルに突入するが、
80年代前半は、適度に豊かだが、バブル期ほど拝金主義でもなく、学生が普通に
純愛出来る、いい時代だったと思う。

現実だと松田聖子と中森明菜の全盛期で、ザ・ベストテンが高視聴率だったが、
洋楽も全盛期で、西海岸の文化にみんなが憧れていた時代だったが、そんなあの
時代の空気が凝縮されてギュッと詰まっているのが、オレンジロードだと思うわ。

まどかは中森明菜がイメージされているのは散々語られているが、あれはあの
時代でなければ成立しなかったキャラだろう…。

あと、恭介も実はイケメンで、スタイルもいいと思うが、恭介とまどか、美男美女の
二人で毎回表紙とかオサレな服と場所でスタイリッシュにキメていたのも、
何気に人気の理由だったと思う。

他のジャンプの作品が格闘や冒険ものが多いなか異質だったが、逆にそれで
みんな読んで、ジャンプを買わない層もオレンジロードは買っていて、持っていると
オサレな感じだったんだよなぁ…。