リボンの騎士第7話「のろいの白鳥」。
まあこれは全編がバレイ「白鳥の湖」のオマージュ作品といえるエピソードですが、
音楽はチャイコフスキーの曲をほぼそのまま嵌め込んで作って居ります。
ラストのシーンのBGM音楽が短縮されたのが(作曲者も感じたが)残念です。

こういった種類のエピソード群が、ディズニー作品を意識した対抗心の現れでした。
もともとリボンの騎士の(テレビ局とスポンサーに対して出された)手恷。虫名義の
作品の企画書の文章(ちょっと手元にないし、内容を正確には思い出せない
けれども)にも、世界の名作童話・おとぎばなしなどを取り混ぜた叙情性溢れる
作品にする、という意識が強かった。