このものがたりの主人公とその側近たちは、
国王も含めて国家反逆罪級の大罪人ですよ。
国家を統べる地位にあるものが、
国の在り方(国体)の掟を破ってそれを必死で
隠しているのですから。

だれか、ジュラルミン大公を主人公に据えて
(ある程度美形に描いて)、彼とその取り巻き側
からの視点で、同じリボンの騎士の物語を描いた
なら、ちょっと面白いかなとおもいますよ。