尉官と佐官では待遇は全く違ってくる。
警察で言うなら、巡査部長と警部くらい違う。

例えば、この作品の場合、仮に清太の父親が大佐だとしたら、
その年齢的にありえないことではないが、
速いスピードで昇格している。
例えば、山本五十六は39歳で大佐に昇格。
となれば、海軍大学校卒で席次も良かったとも考えられる。
(25歳で清太が生まれたなど考えれば不自然ではない)
昇格に関しては、問題は無いだろうが、
海軍大学校出のエリートがこのような結末。
とくに水交社が出てこないという不自然さがより際立ってくることになる。