画面から伝わる伊藤の雰囲気からは全日本や世界卓球の時のような緊迫感は
全く伝わってこなかったし、石川の逆サイドを突くことも少なく
伊藤にしては攻撃が単調過ぎるように感じた。

体調の問題なのか、調整がうまく行かなかったのか理由は分からないが、
本気の伊藤とはかなり違うなあ、と言うのが第一印象だ。

負けた時も淡々と引き上げていた感じだ。

石川の対中国トップの強さを確認するために、伊藤に禅譲の指示が出た可能性も
拭えない(伊藤はそこそこ確認出来ている)。
超級リーグへの参戦の道が閉ざされている状況では、中国トップとやり合える
チャンスは限られているからね。
これで石川が朱や他の中国トップと十分に戦えると確認出来るなら、
東京オリの代表選出がかなりやり易くなってくるだろう。