http://japan.cnet.com/news/business/35029017/

 Fortuneが実施した企業幹部による投票で、Appleが最も称賛される企業となった。

 同社は6年連続でこのタイトルを獲得した。2013年はFortuneのランキングシステムで8.24点を獲得。
Googleの8.01点やAmazonの7.28点を上回った。

 Appleは最近の業績への懸念にもかかわらず、最も称賛される企業に選ばれた。

 同社の株価は2012年9月以降、35%急落している。投資家やアナリストが、Appleの全盛期は過ぎた
のではないかと懸念しているためだ。しかし、Fortuneの説明によると、同社は依然として財務的にも
技術的にも強力だと評価されるという。

 Appleはこのところ、株価急落と「Maps」機能の大々的に報じられた失敗で苦労してきた。しかし、同
社は今でも財務的に巨大な力を持っており、直近の四半期には130億ドルの純利益を計上し、同四半
期における世界一の高収益企業となった。同社は熱狂的な顧客ベースを有し、依然として価格競争を
拒んでいる。これにより、象徴的な製品である「iPhone」や「iPad」は今でも、高級なデバイスとして広く
捉えられている。競争は過酷かもしれないが、これまでのところ同社はこれに巻き込まれずに済んで
いる。2012年第4四半期、「iPhone 5」はスマートフォン販売台数で世界一となり、「iPhone 4S」がこれ
に続いて2位となった。

 これに関連して、Fortuneは「It's lonely at the top for Apple」と題するAppleについての記事を書い
ている。この中でエディターアットラージのAdam Lashinsky氏は、株価とポストSteve Jobs氏の経営
について不安があることを認めている。しかし、Appleは、人々が同社に奇跡を期待するというところに
達している、とLashinsky氏は記している。