http://japan.cnet.com/news/business/35021802/

 米国際貿易委員会(ITC)が、Appleの「iPhone」「iPod」「iPad」はサムスンの4件の特許を侵害していないという仮決定を下した。
モバイル機器をめぐりAppleと法廷で争っているサムスンにとって大きな打撃だ。

 この決定(PDF)は仮のもので、ITCの委員6人全員の承認を受ける必要がある。

 サムスンは声明で、「最終的には全委員によって、われわれの技術革新にただ乗りしている責任をAppleは負うべきだとする、
われわれの立場を支持する決定が下されると確信している」と述べている。「われわれはモバイル業界における当社の技術革新
の長い歴史を誇らしく思っており、知的財産権を引き続き守っていきたい」

 Appleの広報担当者はコメントを拒否した。

 サムスンは2011年8月に申し立てを行った当初、Appleがモバイル製品でサムスンの特許5件を侵害していると主張していた。
その後、MP3の音楽の技術に関する2005年の特許をサムスンが除外し、争いは以下の4件に絞り込まれた。
ITCは今回、この4件について特許侵害を認めないという判断を示した。

 7706348--CDMAワイヤレス技術の特許

 7486644--ワイヤレス機器におけるパケット伝送に関する特許

 6771980--スマートフォンの電話番号入力に関する特許

 7450114--デジタルドキュメントの特許