後半8分のNo.8の中央へのトライGで21-8とリードした直後、
後半9分に出来の良かったWTB14番宇佐見をSH21番と交替して、
SH9番をSOに、SO10番をWTB(FB)に動かしたけれど、
確かにアタックでは機能していて後半17分の10番のトライにつながっって、
26-8とリードを広げた。
しかし、その後ディフェンスではインサイドを抜かれだし、
19分・25分と中央にトライGを決められ、26-22と尻に火がついたところで、
堪らずSO9番を23番と交替して、ディフェンスのてこ入れを図ったように見えた。
前半右ライン際を突破されてビッグゲインを許したケースが2回あったが、
後半18分以降のようなディフェンスではなかった。
春から課題としていたという残り15分間のフィットネスは、花園出場を勝ち取るほどに強化されているのだろうが、
心身共に今まで経験したことのないほどの負荷が掛かっていたかもしれない。
しかし、原因はむしろあのWTB・SH・SOの入れ替えにあるように思えてくる。