>>427
「あ〜マジでむかつくぜ〜」
苛立った表情を前面に押し出しながら、仕事を終えて帰宅するデュード。
しかし時間は九時。家を出たのが八時なので就業時間にしては早すぎる。
「まいったぜ〜初日から会社クビなんてよぉ」
彼は今日の出来事を思い出した。
−以下、デュードの回想
狭いオフィスにデュードと男が一人。
「デュード、お前クビ、ギャハハハハハ!」
「そりゃないですしょ。昨日転勤してきたばかりですよ」
やる気なく言い返すデュードに対して、男は笑い続ける。
そんな男の態度を見てデュードはまたもやキレた。
「そんなに笑えるのかよヴィンス!」
ショットガンを取り出すと、銃口を頭に押し付け、トリガーをガチッ。男の頭を粉砕した。
「ふう、またやっちまったぜ」
そして今に至る。
「何で俺がこんな目に合わなきゃいけないんだよ」
ブツブツと文句を言っているうちに、家の前まで到着。
「あいつ、ちゃんと掃除してるんだろうな」
そして玄関のドアを開けた。