>>423
「そんな・・・翠星石はデュードの味方ですよ!たとえ人を殺して誰にも言わないですぅ!」
「へぇ、良くそんなキレイ事が言えるな。正しくは言えない、だろ」
翠星石の態度からは本気で言っているように思えるが、デュードは信じようとしない。
「てめえには鉛弾をぶちこんでやるぜ!」
デュードは古式の6発入りリボルバー式ピストルを取り出し、翠星石の右足を撃った。
「痛!うう・・・」
「俺はただ殺すだけじゃない。たっぷりかわいがった後じわじわと痛みを味あわせてやるんだよ!」
さらに左足、右手、左手、の順に弾を撃ち込んでいく。
デュードが手を離すと、手足をぐったりさせた翠星石が倒れこむ。
「いいザマだぜ!ガラクタが!」
「ひどいですぅ!デュード、お願いですからもうやめてください!」
涙を流しながら翠星石はデュードの顔を見上げた。
それを冷たい視線で見下ろすデュード。
「0点。演技にしちゃあわざとすぎる。俺の採点はシビアだぜ!」
そう言って腹に刀を突き刺した。
「があ!あ・・・あ!」
「ほら、これで手足の痛みなんて忘れるぜ!この俺様に逆らった上、騙そうとするんなんてなあ。ふざけるのもいい加減にしやがれ!」
「翠星石は本当にデュードのことを想って言ってるんですよ!どうして信じてくれないのですか!」
必死に訴える翠星石の頭をデュードは踏みつけにした。
「情けは無用だぜ翠星石。俺は既に数え切れないほどのクズを殺してるんだよ。今更金盗んだってなんとも思わねえ。そうなったのもてめえのせいだしな!」