2018年09月08日07:00
【岡田斗司夫アーカイブ】「すごい未来なんて来ない!」と悟った1970年の大阪万博
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51550296.html

2015/05/03放送のニコ生ゼミより
## 「すごい未来なんて来ない!」と悟った1970年の大阪万博

 小学校6年の時に大阪万博っていうのがあったんだよね。
 大阪万博って、今では「凄かった!」「カッコ良かった!」とか、色んなことを言われてるんだけども。
 あの当時の小学校6年の岡田斗司夫君に関して言えば、もう超ガッカリなんだよ。
 本当に!
 だってさ、パビリオンといわれる、建物はカッコいいんだよ。
 でも、その建物に入っちゃったら、ただ単にコンクリートのハリボテなんだよ。ハリボテの前に物凄い行列があって。

 「動く歩道」っていっても、歩いたほうが早い。そりゃ「動く歩道」っていうはずだよ。
 「歩く歩道」でも「走る歩道」でもないんだよ。動くだけだよ(笑)。
 今、皆が考えてる、空港であの、人間を運んでるベルトコンベアあるんだろ?
あれの4分の1ぐらいの速さで、ゆっくりこう移動するようなものだから(笑)。

 そんなものしかないし、色んなもう、万博会場に、あれ4月から9月だから、基本、夏なんだよ。暑いんだよね。
 色んな所にいる人が、とにかくクーラーのある所、クーラーのある所っていうように、こう行って、
「スカンジナビア館はクーラーがある」っていうウワサで移動したりする(笑)。
 物凄い田舎臭い場所で(笑)。