2018年08月12日07:00
『ハウル』は、宮崎駿にとって”初の恋愛映画”であり、ジブリにとって”初の敗戦作品”だった!
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【ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』
今夜 20:00〜21:30 岡田斗司夫ゼミ#243

今夜のニコ生ゼミ、テーマは『ハウルの動く城』です。

宮崎駿監督が引退宣伝をした時、「自分の作品で一番気に入っているのは?」と聞かれて、
間髪入れず答えたのが『ハウルの動く城』だったそうです。

でもそれは、“気に入ってる”というよりは、自分の中にずっとトゲみたいに刺さっていて、
「気になっている作品」という意味とのこと。

『ハウルの動く城』は本人も認めているくらい、宮崎作品の中でも一番、賛否両論の作品です。
すごく感動して涙が止まらないという人もいると思えば、話が全然つながってない、
どうなってるんだ?と言う人も多いのです。

どうなってるか、論理的に筋が通らないのは、原作者が女性のせいだと宮崎駿は主張します。
「原作者が女性だから話の筋がめちゃくちゃだ。女の人から見たら感動できる話なのに
男から見たら話の筋がちゃんと通っていない。だからすごく格闘した」と。

でも、この原作をアニメ化したいと言ったのは宮崎駿自身です。
「この作品をアニメ化したい。でも僕ではアニメ化は無理だ。もっと若い人にやらせなければ!」と言って、
宮崎駿自身が、他の人に監督をやらせたのです。

けれど、「ハウルを作ると言っているヤツ(細田監督)が、途中で放り出しちゃったから、
自分がやるしかなかった」と話しています。
でも、細田監督は、宮崎駿に追い出されたとも言われています。