2018年08月03日07:00
日本アニメの終わりの始まり? 『未来のミライ』と『エヴァンゲリオン』予告編
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51549593.html

 細田監督の最新作、『未来のミライ』を見てきたんですね。

 で、その前にやっていた『エヴァンゲリオン』の予告編というやつも見てきました。

 その話をしようと思います。
・・・
 噂どおりですね、『未来のミライ』っていうのは、僕にとっては映画館で見ているときは面白くなかったんですね。

 よく「育児を経験していない人が見ても、」とか「育児経験者が見ると面白い」とかって言うんですけども、
そんな事は ぜんぜん無いんです。

 僕は育児経験者ですから。

 それでいうと、あまりにもエピソードとか表現が ありきたり というか凡庸でですね。
 たとえば、その “赤ちゃんがえり”。
 下の子が生まれると、上の子供が赤ちゃんっぽくなっちゃうとかですね。

 あと育児雑誌で漫画連載しても、あんまり持たないような話ばっかりなんですね。
 あの、父親の育児は実は役に立たないとかですね。
 そういうのが、もう雑談レベルのヤツを見ててですね。

 しかし作画はメチャクチャいいんですよ。
 だからね、メッチャいい声の人が普通の事を話しているのを聞いてる感じっていうんですか(笑)。

 だから、メッチャいい声だから聞けるんですけども、聞いても聞いても普通の話しかしてくれない っていうのが、
まぁ見たときの感想だったんですね。

 だから、すごいビックリしたんですよ。

 細田アニメって、もうちょっと何かあるような感じがしてたんですけども、どこにも新しさとかカッコ良さが無かったんです。
 ただ見てから半日ぐらいたって、「あぁ、こういう事か」と思って、ちょっとやりたい事が分かってきたような気がするんです。
 その部分はネタバレになりますんで、ニコ生ゼミで確認してくださいね。
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