>>204
 もうね、船の中に詰め込むビスケットっていうのは うじ虫がわくもんだそうだよ。
 で、ビスケットの食べ方が図解で描いてあるんだけども、ビスケットの上に魚が乗ってるの。
 で、横に食べ方が書いてあってさ。

 1、ビスケットの袋の上に、死んだ大きい魚を乗せる。
 2、うじ虫が魚を食べようと這い上がってくる。
 3、魚が うじ虫でいっぱいになったら、新しい魚に変える。
 4、うじ虫がいなくなるまで、これを繰り返す。

 「そうすると うじ虫が魚に移って、あとはちょっとしか うじ虫が残りません」って書いてあって。
 ヒーッ(笑)。

 それでも うじ虫は残るんだって。
 だからビスケットを食べるときは、出来るだけ暗い部屋で食べたんだってさ。
 すげぇよね(笑)。
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 あとね、この『「知」のビジュアル百科 海賊事典』。

(海賊辞典) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/5/3/53d53f39.png

 これは あすなろ出版から出てるんだけども。
 基本的にこの『「知」のビジュアル百科』っていうのは、絵じゃなくて
実物写真か模型写真ばっかりで作ってるから、めちゃくちゃ分かりやすい。

 俺は、このシリーズは全部 お買い得だと思ってるんだけども。
 海賊たちが奪い合ったスペインの銀貨“ピース・オブ・エイト” の現物が見れる。
 “ピース・オブ・エイト”の何が重要なのかっていうのは、ニコ生ゼミの後半で話しました。
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 あとは『イギリス海賊史』っていう本がリブロポートから出ていて。
 これは基本中の基本なんだけども、ちょっとごめん、部屋の中のどこに行ったか分からなくなっちゃった。
 今はもう古書しかないんだけども、データとしての本であって読み物じゃないから、そんなに無理して読まなくてもいい。

 でも、だいたい海賊好きの人たちっていうのは、この『イギリス海賊史』って本は持っていて、基本文献として使っている。
 バーソロミュー・ロバーツの裁判の一件とかのデータも、全部この本からの写しだと思っていいです。
 基本的な解読文献です。
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 で、あとは新紀元社っていうゲーム本なんかを出している出版社が出した『海賊』という本ね。

(海賊) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/1/d/1d2d42dd.png

 これは、まとめとしては最高。
 とにかく一つ一つの単元が短くて、事実関係が分かりやすいから。
 まぁ、新しい事実があるかっていうと、まとめだからそうでもないんだけど、使い勝手はメチャクチャいいから。
 僕はこれを結構 便利に使いました。
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