0835おたく、名無しさん?
2018/05/07(月) 09:01:32.33GWオススメ映画『レディ・プレイヤー1』についてネタバレなしの徹底解説!
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51547360.html
(レテ?ィ・フ?レイヤー1) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/8/c/8c69542f.png
では、『レディ・プレイヤー1』について話してみます。
この映画は、まだ見ていない人が多いと思いますし、あとは、みんな見ると思うので、ネタバレなしで語ってみようと思います。
これについては、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とは、ちょっと視点を変えて語りますね。
さっきは“お話の中”から話したんですけど、『レディ・プレイヤー1』については“お話の外側”から話していきます。
おそらく、この映画を通じて、スピルバーグが戦って勝とうとした相手は“映画”じゃないんですよね。“ポケモンGO”なんですよ。
これは、ポケモンGOを超えるために、スピルバーグが作った映画。
「ポケモンGOに、映画というジャンル自体が負けてしまうかもしれない!」という恐怖心が作った映画だというふうに思ってください。
スティーブン・スピルバーグという監督は、実は「自分自身には個性というのが特にないから、
映画の歴史を変えるような表現を作り出し続けないと、消えてしまうんじゃないか」という恐怖心を持っている監督なんですね。
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スティーブン・スピルバーグというのは、最初は、低予算映画で才能を認められた監督です。
初のヒットは1975年の『ジョーズ』。これは「動物パニックモノの元祖」といわれた作品なんですね。
その2年後の1977年に『未知との遭遇』でメガヒットを飛ばして、1981年の『インディアナ・ジョーンズ』シリーズの第1作
『レイダース 失われたアーク』、82年の『E.T.』とメッチャ調子良かったんですよ。
もう、これで、若くして映画の天才と言われたんですけども。
でも、実は、82年に公開された『E.T.』の後、10年間は大ヒットがなかったんですよ。
なので、かなりパニック状態になっていたと思います。
その間に、『インディアナ・ジョーンズ』の続編を2本、作りましたけども、とにかく評論家からはボロクソです。
さらに、『カラー・パープル』でアカデミー賞を狙ったんですけども、評価は低いまま。
他にも、『フック』という映画で、再びファンタジー路線の作品を作ったんですけど……
この映画を褒めてるのは俺くらいなんですよね(笑)。
なので、もう本当に、1990年代前半におけるスピルバーグは“もはや過去の人”という状態でした。
しかし、1993年の『ジュラシック・パーク』で、まさかの大復活です。
「世界で初めてCGによって描かれた生物を主役級に扱った映画」として、これがメガヒットですよ。
この成功がなければ、おそらく『スター・ウォーズ』のプリクエルシリーズも、『アバター』もなかったはずです。
さらには、そこから5年後の1998年に『プライベート・ライアン』。この作品では、完全にCGを使いこなして、
もう「あの日のあの事件、歴史上の特定の場所に行ける」というくらいの精度で、過去に本当にあった世界を再現することに成功しました。
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