2018年03月22日07:00
【岡田斗司夫ゼミ室通信】地球で戦っていたジオン兵はどんな人たちなのか教えてください
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51546048.html

今回はDMMオンラインサロンの2月の東京オフ会より、参加者の方から出された質問を紹介します。

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【質問】
ジオン兵の成り立ちについて教えてください。

『機動戦士ガンダム』の第14話「時間よ、とまれ」には、やる気のなさそうなジオン兵が登場します。
彼らはどういう人たちなのでしょうか?


【岡田斗司夫の回答】

僕の妄想で答えるなら、ジオンというのは、コロニーの群れですよね。
マハルってコロニーがあったじゃないですか。

あのほかにも色々あって、それはそれぞれに地方権限を与えられていて、
ジオンという連合体に入ってるんだけど、
入ってるとはいいながらも、旧ソ連みたいなもので、事実上支配されている。

そういうところは地政学的な理由で、無理やりソ連に入ってるわけだ。

たとえばキューバとか北ベトナムなんかは、ソ連と地政学上つながってないけど、ソ連の意を受けてる。
同じようにジオンの近くにいてジオンの意志を強く受けているところもあれば、受けていないところもある。

じゃあその中で地球にいるジオン兵というのは、どういう存在か。

地球侵攻作戦をした時に、短期で終わらせるはずだったんだ。
つまり中心の忠誠心の強い奴だけ連れて行った。

でものちに戦争がややこしくなってきたら、マハル以外のコロニーから来た奴も行かざるを得ない。

でもこいつらは志願兵だろう。さらに戦争がひどくなっていく。人口の半分が死んだっていってるじゃない。

つまりそれは有能な兵隊がみんな死んだあとの話。