2018年02月27日07:00
シャーデンフロイデの謎1・「ざまあみろ!」という感情
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51545537.html

 今日は“シャーデンフロイデ”、ドイツ語で「毒のある喜び」という意味なんですけど、これについて話をしようと思います。
 では、一番最初は「シャーデンフロイデとは?」の話から始めましょう。
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 ローガン・ポールというYouTuberがいます。まあ、「世界で1番有名なYouTuber」と言ってもいいでしょう。
チャンネル登録者数が1670万人。わずか22歳にして年収14億円以上と言われています。

 有名なエピソードとしては、「去年の年末に、青木ヶ原の樹海に死体を撮影しに行って、それを晒した」ということがありましたね。
まあ、その動画が大炎上したおかげで、お詫びした上に、自殺防止のために1億円以上を寄付したんですけど。

 だけど、そんなことがあった直後にも、死んだカエルに電気ショックをしたり、池から拐ってきた仮死状態の鯉に
人口呼吸をするなどの炎上気味の動画を投稿していて、全く反省してないということで、非難が殺到しているそうです。

 これに対して、YouTubeのCEOは「まだアカウントの削除は出来ない」と言っています。

 YouTubeの運営方針としては“スリー・ストライク・アウト制”を取っているので、まだ1回目か2回目ぐらいしか悪いことをしていない
彼のアカウントを削除することは出来ない、とのことなんですけど。

 こういった回答に対して「一般人のYouTubeアカウントは、ちょっとでもマズいことがあったらすぐに削除するくせに、
なんでこのローガン・ポールに対しては削除しないんだ!?」ってことで、まあ、揉めに揉めています。

 つまり、「公平性を欠いている」、「YouTubeのルールがよくわからない」、「もし、一般人のアカウントに対して厳しいルールを適用しているのなら、
ローガン・ポールのアカウントだって削除しろよ!」って言いたいわけですね。

 さらに、「ローガン・ポールに14億円も払っているということは、実はYouTube側は、それ以上に儲けているということ。
だから、削除出来ないんじゃないか?」なんてふうにも勘ぐられて、まあ、揉めています。

 確かに不公平な感じがしますよね。アメリカでは、「許さない! ローガン・ポールのアカウントを削除するだけでなく、
これまでの広告収入も全部没収せよ!」とか言ってる人もいて、炎上はまだまだ続いてます。
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