岡田斗司夫プレミアムブロマガ
「『ブレイキング・バッド』の聖地、アルバカーキに行ってきたよ」
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『ブレイキング・バッド』聖地巡礼行ってきました

 アルバカーキに行ってきたんですよ。
今だったらNetflixで見れるドラマ、『ブレキング・バッド』の、
いわゆる聖地巡礼っていうやつで。ロケ地を見たくて行ってきました。

 一応、こんな感じで、ドラマ本編のシーンを一枚一枚、絵葉書サイズでプリントアウトして、
 「これと同じ場所はないか?」と探すということをやってきたんだ。
 もうね、大変は大変。さっき「運転免許がいるかな?」って思ったのは、
 これをするためには、免許を取って自分で車を転がした方が絶対に効率がいいからなんだよ。
 今回は「ブレイキング・バッドツアー」というのに参加したり、
 あとは市内バスとかを利用して行ったんだけど。

 まず、これね。主人公ウォルター・ホワイトの家を探してきました! 
 ……もうね、単に「探してきた」っていうだけの話なんだけども(笑)。
 これね、撮影用に組まれたセットじゃなくて、本当にただの個人の家なんだ。
 オリジナルのドラマのシーンでは、もう少しクローズアップしてるんだけど、個人の家だから、
 周りに警報システムとかもあるので、あんまり近づいて撮れなくて。
 道の向こう側から撮ったから、ちょっとロングの画角になってますけど。

(中略)

 ただね、こういうロケ地めぐりで、今回、一番感動したのは、荒野に行った時なんだよね。
 アルバカーキから、西に車で1時間くらい行ったところに「インディアン居留区」っていうのがあるんだ。
 昔、白人たちに追い立てられたインディアンたちが、「白人の町からはうーんと離れたここに住め!」
 って言われて押し込められた場所で、いまだにネイティブアメリカンの子孫が住んでいる家が、
 ポツンポツンとある場所なんだけども。

 本当に、何もない場所なの。州の間を走る「インターステイト・ハイウェイ」から降りて、州道をガーッと走って。
 この州道は、両側で2車線、片側1車線しかないような、すごいポンコツな道なんだけど。
 そこをガーッと行って、その後、さらに折れて、もう本当に道とは呼べないような、
 何週間か前に走った車のタイヤの跡がなんとか残っているくらいの道を、
 さらに2、30分行くと、やっとあるような場所なんだ。
 でも、ここを探してたんだよね。

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