2015年10月20日 静岡新聞

児童ポルノ製造容疑の男逮捕  富士署

インターネットでモデルを募り、知り合った女子高校生の裸を撮影し
児童ポルノを製造したとして富士署は19日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで、
浜松市南区中田島町1656の2、会社員原田弘至容疑者(58)を再逮捕した。

捜査関係者によると、原田容疑者は開設したホームページに
「多数のモデルタレント事務所が活動に協力」などと記載し、
モデルの仕事があると信じこませていたという。

再逮捕容疑は3月下旬から6月上旬までの間、静岡市や浜松市のホテルなどで、
県東部の女子高校生(17)が18歳未満と知りながら、4回にわたり
女子高校生の裸などをデジタルカメラで撮影し児童ポルノを製造した疑い。

原田容疑者はモデル募集のホームページ「アイリスフォト」を開設し、
応募してきた女性の撮影を繰り返していたとみられる。

ホームページには「実績と実力で静岡ナンバーワン」などと記したほか、
本物のモデルの写真も転載していたという。

捜査関係者によると、撮影は販売目的ではなく、趣味で行っていたとみられる。
他にも容疑者宅から複数の女性の裸の写真が見つかっていて、同署は実態解明を進める。

原田容疑者は女子高校生にみだらな行為をしたとして、
9月に県青少年環境整備条例違反容疑で同署に逮捕されていた。