さて、2強の凄さだけが際立っているのは間違いないが、そこだけに目を奪われることなく、少し目線を変えてみると、不安要素も見えてくるという話を。
>>698に市府を入れた人数を分子にして、分母を360または160に置いてみると

北野   (191+14=205)/360→56.9%
茨木   (135+27=162)/160→101.3%
高津   (77+37=112)/160→70.0%
生野   (53+53=106)/160→66.3%
岸和田  (25+34=59)/160→36.9%

後期の合格者や有力地方国公立、早慶、医学部などが入っていない数字での計算ではあるけど、文理学科生が難関国公立大にどれほどの割合で合格したかという目安の数字にはなると思う。
茨木は普通科生や浪人生の上積みが特に多いと思われるのでこの特異なパーセント値。
一方、北野は驚異的な合格実績の陰で、実は3割ぐらいの生徒が難関国公立に不合格になっていたという値。

何が言いたいかというと、10校横並びのオール文理化なんて、愚の骨頂、血税の無駄遣いってこと。
文理学科生を大幅に増加させても、難関大学合格者数が大幅に増加するとは思えないね。