2019年 ライバル対決やって
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019040300023_1
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019040300023_2
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019040300023_3
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019040400012_1
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019040400012_2

【大阪】
 大阪府教育委員会が11年から府立の北野、天王寺など10校をグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)に指定している。
 19年の合格者数トップ校をみると、東大と国公立大医学部は私立の大阪星光学院、京大と阪大は北野だ。
 京大に72人が合格し、2年連続で京大合格者数日本一になった北野の進路指導主事・冨山一紀教諭、天王寺の進路指導主事・中尾仁志教諭はともに「東大に受かる力があるのに京大を受ける生徒がいる」と口をそろえる。
北野は毎年約130人、天王寺は約100人が京大を目指す。
「GLHSの10校から希望者を募り、『京都大学キャンパスガイド』『大阪大学キャンパスツアー』を行います。参加して進学への思いが強くなるようです。
さらに、身近な先輩が京大や大阪大に進学していることも志望者が多い理由です。年3回ほどGLHSの教員が集まり、情報交換もしています」(冨山教諭)
 大阪大でGLHSの生徒による合同発表会を開催するほか、10校から選抜された生徒の海外研修もある。
「2年生全員が参加する『京都大学研修会』では、希望の学部での研修に衝撃を受け、憧れる生徒も多いです」(中尾教諭)