日本を東西で分けた場合の人口比率は戦後75年で殆ど変わっていない。
東京圏の人口が増えたのは主に東北各県や北関東,甲信越からの進学や民間就職による人口流入で、戦前からの私立大学がこれを担っていた(なお地方出身東大卒は卒後東京に残らない)。神奈川県の人口は戦後30年で3倍に急増し現在まで増え続けている。
東京都も元々多いが大幅増で、飽和して昭和40,50年代は埼玉,千葉の私鉄沿線が東京のベッドタウン化で人口急増した。
いま東京都の人口が全国でも著しく増えているが、都心回帰で郊外の埼玉や千葉から流入している。
進学,就職も不変の要因で民間の東京集約,本社移転も流入要因。

西側は新学制当初から国立大学学部が多く、各県が発展し東側ほどの人口集中と過疎がなかった。今世紀は関西圏や政令市への集中が進んでいる。