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東大の偏差値がどんどん下がっているのに
地方はもう東大を相手にしていないところが深刻

東大vs京大、地方・女子学生の獲得は京大勝利の理由

東京大と京都大、日本を代表する東西の難関大は、どちらが全国から学生が集まる大学なのか。
2016年入試合格者の出身高校から検証すると、 
東京大が地元の1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)以外の出身者が44.9%なのに対し、
京都大は地元の2府4県(京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良、和歌山)以外の出身者が49.4%なので、
後者に軍配が上がる。

東京大は関東ローカル化が進んでおり、1都3県の高校の占有率は55.1%で、
この20年間で最も低かった09年と比較すると12.2ポイントアップした。

16年入試における京都大合格者の2府4県の割合は50.6%で、
この20年でピークだった04年の59%から右肩下がりとなっている。
中でも1都3県は12年から5年連続で合格者が増え、16年の占有率は12.3%。
18人が合格した女子学院を筆頭に、合格者が10人以上の高校が10校ある(図参照)。

東京大から官僚というコースを希望する学生が減っており、
官僚養成という東京大の伝統がローカル化を進めている面もある。

中央省庁の官僚人気が落ちる一方、地方公務員は人気が高まっている。
しかし、地方公務員になるなら、わざわざ東京大に行かなくてもいい。
そう考えて、地元の大学を受ける受験生が増えていることも、
東京大のローカル化を後押ししている。

ttp://diamond.jp/articles/-/116583